ばけずきん (日本の民話えほん)

著者 :
  • 教育画劇
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本棚登録 : 69
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774605890

作品紹介・あらすじ

いたずらがだいすきなくろぎつね。あたまにてぬぐいをのせて、いしになり、はっぱになり。うまいものです。すがたをかえて、わるさばかり。そんなきつねをこらしめようと、おぼうさんがやってきて…。

感想・レビュー・書評

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  • イタズラ狐の化けてぬぐいを、騙して取り上げちゃった和尚さん。代わりに自分のあったかい頭巾を狐にあげました。騙されたとわかった狐、じっと頭巾を見つめて、もっと大切なことに気づくなんて、なかなかできないよー。ほっこりした読後感が、寒くなってきた季節にピッタリです☆

  • 最後が意外な落ちで、くろぎつねのやさしさが出て来てよかった。

  • 「いたずらがだいすきなくろぎつね。あたまにてぬぐいをのせて、いしになり、はっぱになり。うまいものです。すがたをかえて、わるさばかり。そんなきつねをこらしめようと、おぼうさんがやってきて…。」

    著者等紹介
    川村たかし[カワムラタカシ]
    1931年奈良県生まれ。日本児童文芸家協会会長・日本児童文学者協会会員。作品に『凍った猟銃』『山へいく牛』(国際アンゼルセン賞優良作品賞・野間児童文芸賞)『昼と夜のあいだ』(日本児童文学者協会賞)『天の太鼓』(日本児童文芸家協会賞)『新十津川物語(全10巻)』(日本児童文学者協会賞・産経児童出版文化賞大賞・路傍の石文学賞)

  • 町の人たちが善人過ぎてね。
    だからあなたたち騙されるのよという話もあるけど…だからこそ命にかかわる悪さとかはしなかったのかなとも思う。
    それにしても、その化けグッズはどうやって作られるんだろうな。
    老ぎつねになったらそれも作れるようになるのかな。

  • 2023.5.18 3-2

  • 怖い話かと思いつつもかなり最後はほっこりさせたれた。お坊さんと狐っていいペアだよなぁ。

  • 図書館本。先日借りた昔話が面白かった、と言うので今回はこちらの昔話を。ばけずきんを被ると何にでも化けられる。妬んだお坊さんがキツネに偽物のずきんをばけずきんと偽って交換させる。化けられるなくなったことに気がついたキツネが「お坊さん寒くないかな」とずきんを返しに行く。

  • 図書館本。長女が先日借りた昔話が面白かった、というので、今回はこちらの昔話を。ばけずきんを被ると何にでも化けられる。妬んだお坊さんがキツネに偽物のずきんをばけずきんと偽って交換させる。化けられなくなったことに気がついたキツネが「お坊さん寒くないかな」とずきんを返しにいく。

  • 悪さをするキツネを、トンチでlこらしめる和尚様。

    これを聞いたこどもたち。
    「ねぇ、ママも怒らないでこうやって!」

    「・・・・」

  • 読み終わったとき、心がほんわかあったかくなりました。おぼうさんは優しくて頭が良く、きつねはいたずら好きだけど心優しい。お互い気持ちが通じたからこその、最後のきつねのセリフがよかったな。

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著者プロフィール

1931〜2010年。奈良県五條市に生まれる。
日本児童文芸家協会会長、梅花女子大学教授などを歴任。主な作品に『新十津川物語』全10巻、『山へ行く牛』(偕成社)、『サーカスのライオン』(ポプラ社)などがある。1993年、北海道新十津川町に「新十津川物語記念館」が開設される。
紫綬褒章・旭日小綬章を受章。

「2021年 『かくれみの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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