将軍を蹴った男: 松平清武江戸奮闘記 (コスミック・時代文庫 ほ 2-12)
- コスミック出版 (2017年2月9日発売)
本棚登録 : 15人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774713038
作品紹介・あらすじ
征夷大将軍-幕府の長であるこの将軍は、全国の武士を従える棟梁でもあった。よって、この位をめぐり徳川家では度々、権力争いが起きている。だが、次期将軍の第一候補者でありながら、権利をあっさりと放棄した人物も実在した。上州館林藩主松平清武、その人である。清武は、三代家光の孫にして六代家宣の実弟という血筋。いわゆる直系男子であった。が、七代家継が危篤に陥った折、年齢や藩政の実績を理由に将軍就任を拒み続ける。これには、清武の真意があった。城に居ては庶民の目線を失う。長屋に暮らしながら悪人退治をしたかったのである。紀州から迎えた八代吉宗を市中から支え、享保の改革の片棒を担いだ清武…。熱く、波乱に満ちたその活躍を描く、期待の新シリーズ!
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示