やさぐれ大納言徳川宗睦: 書下ろし長編時代小説 (大江戸災難) (コスミック・時代文庫 あ 11-3)
- コスミック出版 (2015年1月7日発売)
本棚登録 : 12人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774727905
作品紹介・あらすじ
縁日でにぎわう深川八幡宮の甘味処で、ひとりの侍が呑気に甘いものをぱくついている。ところが、居酒屋に居候し、尾張藩の下級武士、徳田宗之助を名乗るこの浪人風情の男こそ、御三家筆頭、尾張九代藩主にして従二大納言、しかも次期将軍の呼び声も高い徳川宗睦であった。ふだんは町歩きを楽しむ気ままな殿さまであったが、そんな宗睦を激高させる出来事が起こる。尾張家を目の敵にする老中・田沼意次が貿易商・長崎屋らと結託。宗睦の正室の蘭癖に目を付け、密貿易の疑いをかけてきたのだ。しかも長崎屋は邪教徒を利用し、江戸中に毒を撒くと脅す始末。これに尾張藩士は、幕府と一戦を交えると息巻いた。危機迫る江戸を守るため、宗睦が下した運命の決断は!?好評シリーズ、第三弾!!
全1件中 1 - 1件を表示