殿さま同心天下御免: 書下ろし長編時代小説 (旗本殺し) (コスミック・時代文庫 ほ 2-7)

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  • コスミック出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774728537

作品紹介・あらすじ

町方同心は、江戸の治安維持に努めていたが、その捜索範囲は町人地に限られている。よって、武家地や寺社地への立ち入りには許可が必要で、大方の町方はそこへ踏み込むことを諦めていた。だが、一瞬の躊躇が下手人の取り逃がしに繋がり、その不条理を嘆いていた者がいたことも確かだった。北町奉行所別儀同心、弓座右京もその一人。ただし、右京は嘆くだけでなく、大胆に行動に移す。なぜなら彼の正体は上総国美山藩七万五千石、十二代藩主という歴とした大名で、お奉行から、届れ出不要、立ち入り自由という特権を与えられていたからである。慣例を破り、理不尽を正すために同心になったお殿さまが、今日も意気揚々と天下御免の捜索を行う斬新シリーズ、第二弾!

著者プロフィール

1963年、大阪府生まれ。2006年、はじめて書いた時代物ミステリー「消えずの行灯」にて、第28回小説推理新人賞を受賞。翌2007年、受賞作が収録された短編集『消えずの行灯 本所七不思議捕物帖』を双葉社より上梓。以降、時代小説のほかに現代ミステリーも手がけている。日本推理作家協会会員 歴史時代作家クラブ会員。

「2019年 『日本一の商人 茜屋清兵衛、危機一髪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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