ヒーリング (Truth In Fantasy) (Truth in Fantasy 81)
- 新紀元社 (2009年8月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775306529
作品紹介・あらすじ
人を癒したい、癒されたいという思いのもとに、人は様々な方法で救いを求めてきました。ときには、神の奇跡や特別なスポットの力に頼り、ときには人体の仕組みに対する推測や経験から治療を考えてきたのです。そして、奇跡に求めた癒しは伝説を生み出し、人知を尽くした癒しは様々な伝統医療を生みだしてきました。本書では、そうして世界各地に伝えられてきた癒しのわざと物語を紹介します。
感想・レビュー・書評
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このシリーズの「パワーストーン」を読んでいて、なかなか良かったのでこちらも読んでみる。
「癒しの伝説と神秘の技法」と副題にあるように、内容はまったくソレなのだ。
イエスの奇跡、アスクレピオス(医学の神)の治療、ルルドの泉などに始まり、世界のヒーリングの神々、ヒーラー、パワースポット、伝統医療について収められている。
多岐にわたってものすごく調べて書かれているな~と感心!
参考文献が最後に掲載されているが、これもまたすごい数。
ヨガ(ハタヨガ)についてもよく調べてはって、一般的にはわかりにくいヨガの身体論にまで及ぶ。
ハワイのパワースポットやカフナ(シャーマンみたいな人)について、セドナのヴォルテックスやネイティブアメリカンについて、ペルーのナスカやマチュピチュについてもとても面白い。
ホメオパシー、アーユルヴェーダ、中医学などにも言及しており、そしてエクソシズムなどにも足を突っ込んで書いている。
私はなぜか小学校の時の自由研究を思い出してしまった・・・。
自由研究ってすごい調べて発表したなあ、と。
入門書にしてはなんせ詳しい。
そんな感想でございます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イエス・キリストにはじまる歴史上のヒーラーほか、アユールヴェーダ、陰陽五行などさまざまなヒーリングの概要を説明した一冊。おれぞれの特徴をコンパクトに説明しているので、ヒーリングそのものに興味を持ちながら詳しく知らない人にはお勧めの一冊。