お嬢様がいないところで (ポルタ文庫)

著者 :
  • 新紀元社
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本棚登録 : 54
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775317624

作品紹介・あらすじ

イケメン使用人×日常ストーリー
お嬢様にお仕えする男たちが大活躍……しません!?

 名家として政財界に広く名が知られる道明院家の可憐お嬢様は、見目麗しく頭脳も明晰。
そのうえ人一倍ある好奇心の赴くまま事件に首を突っ込んでは、
それがどんな難事件であっても必ず解決してしまう“お嬢様探偵”なのであった。
 この物語は、とても素敵な可憐お嬢様が、関わった事件を次々と鮮やかに解決していく様を描いた華麗なる事件簿──ではなく。
傍若無人で勝手気ままなお嬢様に誠心誠意お仕えする三人の男たちが、お嬢様の縦横無尽な活躍の裏で否応なしに蓄積した疲れを、
とっておきの甘味で癒やす……そんな日々を描いた物語である。

感想・レビュー・書評

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  • お嬢様に振り回される男性陣。有能で基本的には冷静な3人が、休憩しているときは違った顔を見せるのが楽しくなる。全く違うタイプの3人の、美味しそうなスイーツを囲んだやり取りも楽しいし。事件を解決するお嬢様は凄いのだろうけれど、周りの人が大変なのは間違いなさそうだから、スイーツをかけてゲームをしたり、何か理由をつけてパーティーをしたり。。。そんな時間が3人にとって大切なのかも。とも思えた。疑問が残る終わり方だったけれど、真実を知っても3人の関係は変わらなそうな気がした。

  • 名家と名高い家のお嬢様に仕える、3人従者の日常。

    お嬢様は名探偵、なので、事件がちらほら、ではなく
    その裏側で支える従者の日常…には思えない日常に
    うんまぁお金持ちだし、という納得が(笑)
    斜め上どころか、何故に、な日常です。
    どちらかというと、男子高生のようなのりの日常…w

    一応そんな彼らの後ろというか表では
    お嬢様の推理が進んでいるらしく、な
    描写が出てきたり。
    と思ったら、一応それに絡めて最後終了。

    出てくるお菓子が、やたらめったら多いです。
    そして美味しそう…。

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著者プロフィール

第13回エンターブレインえんため大賞小説部門大賞受賞『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』でデビュー。全12巻。

「2016年 『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金12 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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