エゴイスティックな欲望 (プリズム文庫 ty- 8)

著者 : 篁釉以子

• オークラ出版 (2010年11月22日発売)

感想・レビュー・書評

[pipiさんの感想 · 2012年12月22日]

若手俳優 Ｘ 付き人　幼馴染み

五歳のときに、大物女優の息子である龍悟の遊び相手として選ばれた成瀬は、その日から傲慢な暴君の奴隷として、一途なまでに己の主に付き従う日々を送り続けてきた。成長した龍悟がモデル、歌手、俳優として成功する傍ら、付き人となった成瀬の役目は、龍悟の尻拭いや性欲処理の相手となることだ。しかし、そんな境遇にありながらも、成瀬の龍悟に対する想いは募るばかりで──。

あまりにも子供すぎる攻が情けない。

[ちゃあさんの感想 · 2010年11月26日]

好みのストーリィだけど…ちょっと成瀬にイラッとしました(笑)

聖にスタントマンの恋人…あらっ？と思っていたら、やはり…
2004年10月刊『サディスティック･デザイア』の聖と春希。
探し出して読んでみたら、ちゃんと龍悟と成瀬も出てますねー。
どちらかと言えば、サディスティックの方が好き。

[ともともさんの感想 · 2010年11月25日]

なんとも傲慢、身勝手のご主人さまとマゾかと思うくらいの奴隷のカップル。
どうしてここまで強気でいられるのか、そしてどうしてここまで傲慢なやつを盲信できるのか不思議です。
実際作者のあとがきでもそういう感じで書かれていました。
ま、最後の方に書かれていたとおり「破鍋に綴蓋」カップルです。