口説きの教典──カリスマナンパ師“ミステリー”の恋愛メソッド (フェニックスシリーズ)

著者 : ミステリー 赤平三千男

• パンローリング (2015年8月8日発売)

作品紹介・あらすじ

美女は7時間で落とせ。本書ではナンパを段階的に分解し、各フェーズで使うテクニックや態度を変更するよう解説しているので、誰でも「成功するナンパ」の構造を理解することができるだろう。もちろん、そこで取るべき態度やその方法と仕組みについても詳細に説明している。

感想・レビュー・書評

[石幻果さんの感想 · 2021年8月23日]

人類史や心理学を動員して個人的な体験をもっともらしくマニュアル化する情熱。頭が下がる思いです。監訳者曰く、抱いた女性の数ではなく、美しい女性を丁寧に落とすためのメソッド、らしい。実践あるのみ？w

[starkirariさんの感想 · 2021年2月16日]

ザ・ゲームの主人公の1人、ミステリーの著書

セックスに至るまでの流れをフェーズに区切り、帰納的に導き出された手法の骨格を解説する。
まるで仕事の本のよう。

ひと昔に流行った恋愛工学なるものの所以が分かる。数を積み重ね、統計的に導き出された手法は工学的にならざるを得ないし、人間というのは、統計的に見ると、今でもただの動物なのだ。

[あまりさんの感想 · 2020年1月30日]

所々役立つテクニックはある。ただ独自の用語が多すぎて非常に読みにくい。

[dattsuさんの感想 · 2019年2月16日]

小手先のテクニックを学ぶというよりは、女性を落とすための原則を確認するために使うべき本。多くのAmazonレビューにあるように、この本に書いてあるテクニックはそのまま使用することはできない。執筆当時のアメリカと現在の日本の恋愛環境は大きく異なっている。ただ、全く使えないというわけではない。示されている理論や原則は、そのまま日本における恋愛においても応用可能だ。そのような、インプリケーションある恋愛原則の記述量は決して少ないものではない。

●大事な恋愛原則

＊ターゲットに興味が無いように振る舞うことで自分のDHVを上げる（ネグの正しい使い方）
・人気を得ているターゲットは、常に直接的に興味関心を示され、アプローチを受けている。ただ、それは下手なやり方だ。女性は、基本的に自分より上だと思う男のことしか好きにならないからだ
・そのため、男は最初からがっついてはいけない。アプローチしつつ、女の子自身には興味の無いように、自分の恋愛基準から外れているように振る舞う。これによって、女性は火がつく。「私の良さを分からせてやる」というように思考する
・その他にDHVには、社会的証明や、事前選択を活用するのが効果的だ。これは、直接伝えていけない。うざったい自慢になってしまう。間接的に伝わるようにするのがコツだ
・会ってすぐに自分はSR値の高い人間だと思わせること


＊女性からアプローチさせるように仕向ける
・もし、女性の方から脈ありサインを見せてきたら、それに対してご褒美をやる。褒めるとか、同意するとか、自分も行為を伝える
・このように、Aフェーズではフェーズではお互いの相対価値を整え（自分の価値が上になるように）、向こうから自分に興味をもたせるようにする
・Cフェーズで和みの段階に入ってからは、相手に興味を伝えつつ、関心や共通点を探るように会話する。Aフェーズで失敗すると、和みを築いてもお友達フォルダ行きである

＊フラれるのを怖がるのは部族時代の名残。今の時代で気にする必要は全く無し