敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術 (フェニックスシリーズ)

  • パンローリング株式会社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775942376

感想・レビュー・書評

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  • 60日程度で読了。

    HSPの立場で感想をつづります。 この本の良さは2つあると思う。「HSPが無意識に感じていることを言語化されている」点と「陥りやすい状況とその打開策が示されている」点だ。
    一方で、文章の構造化が適切ではなく冗長な点が惜しい。知識として蓄えるためには構造化しながら読む労力が必要かも。

    読んでいる途中、家族・友人・同僚に自分の気質やこの本のことを打ち明けた。皆HSPに興味を示してくれ、何人かは自分もHSPかも、と伝えてくれる人もいた。自分への理解を通じて他人と仲を深められたのは嬉しかった。

  • 自分がHSPかは、自己判断でしかないけどそうであるならば、読んでいて、じんわりほわっとした感じがした。勇気を持てた。

    あぁ、これでもいいんやって。
    自分の悩んでいたことが、説明されているような感じがして、安心できたのだと思う。

    内的世界に向きすぎているところがあることも、良い視点として捉えてみようと思えた。内的世界をアウトプットしていく力をつけていくことが一つの目標にもなった。

    筆者がいう「解放」という域に達したい。
    それには自分のいいところをたくさん認めて、生かしていくこと。いいところはここなんだって自信を持って言えるように毎日やりたいこと得意なことを頑張ること、刺激に敏感すぎるところを自分で調整すること。

    こんなことが考えられるようになっただけでも読んでよかった。テレビの特集だけではわからないこともたくさん吸収できた。

    HSPの特性は程度もあるだろうし、自己診断では確信は持てないことを前提にして。

  • HSPの元祖が改訂されて、ずいぶん前に読んだのを思い出してあらためて読みました。
    元祖なのでまちがいはありません。
    でも、今はもっとわかりやすく読みやすい本があるので、そっちの方がとっつきやすいかも。

    でも、類書はほとんどこの本からスタートしてるのは、とても重要。

  • HSPの著者によるHSPの性質や個性、場合によっての対処法などを紹介している。

    自己診断ではHSPに自身が当てはまる感じがしたが、読み進める内、自分はここまで過敏ではないと思うことがままあった。内気と些細なことに敏感で興奮しやすいことは違うため、内気ではないHSPもいるらしく、HSPの定義が幅広いことがわかった。
    どちらかというとHSPってどんな人?ということを知りたい人向きの本だと思った。

    実践編では、リフレクティブリスニングを試してみたいと感じた。

    HSPを理解してもらうために医者に、ちゃっかり、この本をプレゼントすることをおすすめしているあたりに海外の著者っぽさを感じた。

  • ようやく読めた書籍⚪︎著者の他のものも読んでみたいと思う。

  • 2021京都外大図書館プロジェクト Library Explore Mission(L.E.M.)学生選書
    京都外大図書館所蔵情報
    資料ID:649358、請求記号:146.8||Aro

  • 様々な時期にある問題と対応の仕方の内容が詳しく書かれている。
    このテーマの書籍の中では内容が薄いと感じるものもあったが、いくつかの章はもう何度か読み直したいと思った。
    「内気」レッテルを貼られがちだが、十人十色。「才能ある自分」をもう一度育て直す事に焦点を合わせると自身を活かせるだろうと自信がつく内容。

  • ざっくりとした解釈としては以下の通り


    HSPは病気や欠点とみなされがちだが、そうではない!
    情報(知覚、聴覚など、その他もろもろ。人によって異なる)を受け取る感度が人よりも高いため、疲れやすく、おっくうになってしまう。

    だが、逆をいえば感度が高いからこそ、人が気づかないことに気付き良いアイデアをもたらしたり、言語化できない、芸術的な表現が長けていたりする。

    みたいな感じ。


    感想としては

    ほぼ、専門書に近い感じがした。

    自分の理解度が足りないためか、説明の仕方が抽象的でわかりにくい箇所が多いかも‥

    個人的には、自分はHSPではないな。とわかったので参考になった。


    もし、
    他人の気持ちを察しすぎて気まずい。
    人混みが疲れすぎる。
    1人の時間がないとやっていけない。
    など、世間とのズレや生きづらさを感じる人は読む価値がおおいにあると思う。


  • うつ病のため全部を読むことは困難でしたが、部分部分を読んでとても参考になりました。特に「職場で輝く」の章は参考にしていきたいです。

  • 私は紛れもなくHSPで、本の内容に対して共感する部分がとても多かったのだが、HSPとして生きるにおいて、結局どういう心持ちで生きていけばいいのか、話が四方八方にちらばっていて、(よく言えば、守備範囲がとても広すぎて)、よくわからなかったのだが
    TM瞑想はとにかく良いらしい(良い人間になれるらしい)ので、早速今日からやってみたいと思う。

    この本を手に取る非HSPの人が1人でも増えると、救いだと思う。パートナーや家族にHSPの人がいる人は、その視野や世界がわかりやすく客観的に捉えられると思う。

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著者プロフィール

カナダ・ヨーク大学(トロント)で臨床心理学の修士号、アメリカ・パシフィカ大学院大学で臨床深層心理学の博士号を取得。サンフランシスコのユング研究所でインターンとして勤務しながら、臨床にも携わる。各地でHSPのワークショップを開催。著書に『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』(講談社)などがある。

「2023年 『ひといちばい敏感な人のワークブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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