大逆張り時代の到来―来るべきこれからの20年の最強戦略 (ウィザードブックシリーズ129)
- パンローリング (2007年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775970959
感想・レビュー・書評
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【みきまるさん株式投資本オールタイムベスト2017年度版第32位】
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20100828購入。eBOOKOFF.co.jp@アマゾン。
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[ 内容 ]
大型グロース株よりも大型バリュー株や小型株を増やし商品にも分散投資を!
次の20年のマーケットを大胆予測!
「高リターンの20年」のあとには「低リターンの20年」が来る!!
“統計のグル”オショーネシーの逆張り戦略で立ち向かえ。
[ 目次 ]
第1章 パーフェクトストーム
第2章 どこで決定を下すかで勝負は決まる
第3章 救世主は小型株
第4章 対決―大型グロース株対バリュー株
第5章 自分のポートフォリオにはどの債券が合っているのか?
第6章 行動経済学―なぜわれわれは間違った信念を持ってしまうのか
第7章 人口動向―敵か味方か?
第8章 自分で勝負する―株式選択戦略を駆使して勝率を上げる
第9章 投資信託と上場投資信託を利用する
第10章 確定拠出型年金―節税になる貯蓄作業
第11章 自分の資産を配分する―次の20年のベストポートフォリオ
第12章 総括
第13章 未来は駆け足でやって来る―明日の市場が間もなく今日の市場に
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
オショネシーの前作、What works on Wall Street (邦訳は暴利に近い価格付け)を参考に、今のポートフォリオを組んだので、懐かしく読めた。内容的にはほとんど変わりなく、バリュー(大型バリューのSP500に対するプレミアムは3.03%)と小型(多くても35%まで。それ以上になるとボラが大きすぎてかえってパフォーマンスが悪くなる)株の優位性を過去のデータから結論付ける。ややカーブフィッティングのような印象も受けるが、グラフや表を多様しており、翻訳がひどいにも関わらず、読みやすい。20年に一度ぐらい、グロースが流行る時期があり、ITバブルはそれに当たっていたが、グロースはバリューに比べ、パフォーマンスが良かった後の反動が大きいので、当分はダメでしょう、と。・効率市場仮説というのは、バブルになった時に、その価格を正当化してしまうという副作用もある、という視点はあまり意識してなかった。・1/4をDog of the Dowに、と勧めている。