- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776206514
感想・レビュー・書評
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ちょっと正義のはなしからはずれてるかもしれないが、こだわりぬいた一流の仕事をやっている姿勢は見習うことが多く、なかなかまねできない生き方です。やってやれないことはやはりありますが、まずは挑戦してみることの大切さも教えてくれています。読後は自分もやってやろうかと思わせるエネルギーをもらえる対談でした。
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こだわって生きてきて成功すると、他人に対しても、理想を持つようになるんだよね。勿論、そのこだわりっていうのが哲学であり、それがあるから、独立したり、自論を持って戦っていける。でも、他人や社会に理想を持つようになれば、現実との差に不満を持つようになるでしょう。この本はまさに、そんな不満を述べあっているような本なんです。
飛び切り限定的で偏見に満ちた人生訓。本の内容が髣髴させるのは、飲み屋の会話かな。でも例えば酒にしても、勝谷さんと岡野さん、二人のスタンスが合っていない。二人とも論が強いだけに、時々、キレイに意見が分かれちゃう。そういう所も含めて、面白い。
やっぱりマイケルサンデルのパクりなんだって言う事だけど、全然違うわー、というか、そもそも正義って何というより、まさに二人の哲学なんだから、それは二人の正義感なんだろうと。 -
こんなオッちゃんに、なりたい。
主義は違うけど・・ -
物書きと金型の2人の職人が義理と人情をふまえて味のある話をぶちまける。
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岡野工業社長 岡野雅行氏と勝谷誠彦の対談集。
週刊プレイボーイに連載されていた今東光の人生相談みたいな本だった。 -
勝谷たかじん降板になったなあって思いながら借りた本。
親戚のおじちゃんたちが盆正月に集まって話しているのを盗み聞く気分。確かに味わいました。
「義」ってやくざの名前にありそうであんまし好きじゃなかったけど身を美しくする躾と同じで 我を美しくするということを知っていい漢字だと思い直した。
ためになるお言葉
「勉強」ではなく「修業」をしろ
サラリーマンから独立するには10年以内にしろ
会社は大きくするな う~んでも銀行に借りるより株式会社にしたほうが金利(配当)は安く済みそうだけど・・・
どおりが通らないコストダウンはだれかが泣いていると知れ
語学は喧嘩のために学ぶ
「自分に対する投資」なんぞくだらん できる人は稼ぎながら勉強する -
世界で最も細い注射針を生み出した岡野雅行と「たかじんのそこまで言って委員会」でおなじみの勝谷誠彦との討論形式の一冊、自身の工場の技術に確固たる自信を持ち、過酷な時代を生き抜いてきた年代の人間だからこそ語れる岡野氏と取材を通じ、社会の黒い部分を見て来た勝谷氏二人の言葉の重さを実感させられる。
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「日本人の正義」とは少し違うような・・、でもこのお二人にとっては「正義」あるいは「義」なのでしょう。
懐かしい話もいっぱいありました。戦後の庶民の暮らしぶりなど、お二人とも結構裕福な家庭の息子さんだったようです。
「銭湯ではいつもコーヒー牛乳をおごってもらった。風呂上がりに飲むコーヒー牛乳は、格別においしいんだ。」・・うんうん、そうそう、フルーツ牛乳も美味しかった・・と思いながら読みました。 -
面白くて2時間ぐらいで一気に読んでしまった。
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勝谷節炸裂といったとろこでしょうか。メルマガ拝読者としては,いつもどおりの内容といった感じが否めない。
正義というよりも二人の生き方を教えてもらえるという内容。対談形式になっています。
ただ,岡野さんや勝谷さんを知っている方は,自慢話的な口調も理解できると思うが,知らない方は,自慢話に辟易する方もいるんじゃないでしょうか。
文字になると,その自慢が生々しくなってしまいますから。