2時間でよくわかる! 誰も言わなかった! 本当は恐い ビッグデータとサイバー戦争のカラクリ (田原総一朗責任編集 オフレコ! BOOKS)

著者 :
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776208136

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  • ビッグデータの活用事例と簡単な裏側(仕組み)を説明した後、そのビッグデータからプライバシー問題やサイバー戦争につながる点について解説。
    様々なものが便利になる反面、悪用が怖いのはいつものことですね。どうなっていくのか、楽しみではあります。

  • 情報活用とその方法の歴史。平時と戦時の動きとか、近くはインターネットの普及活用の背景など日本及び我々ご置かれている環境について記述。

  •  月尾さんの話は興味深かったのだが田原さんは相変わらずの対応でもう少し突っ込んだところも欲しかった。
    月尾さんの著書が欲しい。



     アメリカがインターネットを全世界に開放したのはなぜか? 大きな原因がNTTのVI&P構想

     重要なことは世界各地を結ぶ主要な回線がアメリカを経由している。デジタル通信の85%

     ジップの法則 出現回数×順位は一定

     インテリジェンスは、インフォメーションに統合・分析・評価といった作業を加えて特定の目的を達成するために加工したもの。インフォメーションから必要なものを得るのがインテリジェンス

     

  • スノーデンの話から日ハムの話までをざっくり解説した本。個人情報の漏洩とか、インテリジェンスの考え方まで網羅されている入門書的な本。

  • 本当、ある意味、怖い時代になったものだなと。インターネットを使う人みんなが情報流出にさらされている可能性があるし、スパイになっている可能性もあるとのこと。
    それにしても、本当、阪神タイガースはアホなんじゃないかと。古い考えのチームなんだなぁ。球団社長はサイバーメトリクス(統計学的見地から分、選手の評価や戦略を考える分析手法。日本向けに作られたのはBOSというらしい)の導入しようとしていたのに、監督やコーチや選手から拒否されたらしい。日本ハムはこの分析手法を使ってリーグ優勝したらしい。
    日本の携帯電話は、普及台数こそ世界7位だけど、普及率は八十何位という低さらしい。日本の携帯電話の普及率は100%を超えているらしいのだけど、いったい海外の人は何台持ってるんだと。日本より通信費とか安い国が多いのだろか。
    後、日本(語)はWikipediaの項目数が少ない。利用者数は3位なのに、項目数は9位らしい。まあ、自分も新しい項目を登録したことはないのだけど。
    それと、インターネットを含むデジタル通信の85%はアメリカ経由で送られてるんだとか(=アメリカはインターネットのほとんどを盗聴できる)。ヨーロッパのサイトを見るのもアメリカ経由らしい。そういえば、ヨーロッパのサイトを見た時、微妙に表示されるのが遅いような気がしたような・・・。
    それにしても、東日本大震災後すぐに国が放射能の影響を発表しなかったばかりに、福島県は飯舘村を避難場所にしたとか(放射能がちょうど流れてくる場所だったらしい)。個人でガイガーカウンターを持っていた人は測ってその結果をネットに載せていたから、ネットを見ればわかったらしい。
    プリズム計画というのがよく分からない。いったいなんと言われてGoogleやYahooやFacebookやアップルはアメリカ政府にデータを渡すよう協力するようになったのだろ。アップルってこういうのやらないイメージがあるのだけど。協力するようになったのは比較的最近で2012年10月ということだけど、ジョブズは断ってたとかだろうか。Twitterは入ってないけど、断ったのか協力を求められてないのか気になる。
    『フレーム』というコンピュータウイルスがやばい。感染すると、周囲の携帯電話やスマホに無線で指令をとばして情報を得るのだとか(写真を得たり)。いやでも、本当にそんなことって可能なんだろうか?
    ところで、本書の本題とはあまり関係がないのだけど、韓国による韓流ドラマの拡販政策って本当すごいなと。ブータンの女の子の幸福度は「10点中8点」と答えたけど、韓国が無償で提供している韓流ドラマが好きなその子は、「韓国に生まれていれば、10点満点だと思う」と答えたらしい。すごい。
    ところで、自分はGoogleに位置情報アクセスを送っているので、ブラウザでGoogleロケーション履歴のページにアクセスしたら、いつどこに行ったかが分かるようになっている。こういう行いは、この著者の月尾さんにしてみれば、信じられないのだろうなと思った。

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