「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた

  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776211884

作品紹介・あらすじ

以下、著者の「ハック大学 ぺそ」が実際に試して
「使えなかった説明法」です。

●ロジカルトーキングで理路整然と伝える
●相手に思いが伝わるように熱意を込める
●必ず結論から端的に話す
●相手の話を遮らないように相槌を打ち続ける
●相手が理解しやすいようにまずは詳しい状況説明をする
●上司が判断しやすいように起きたことを時系列で話す
●モレがないように知っていることは全て話す
●ビジネス用語や横文字を駆使してカッコよく説明する
●指示する場合は「やること」だけを端的に伝える
●有名経営者のような華麗なプレゼンで魅了する
この10個の「使えなかった説明法」、みなさんはどんな感想をお持ちでしょうか?

「確かに、それダメそう」という項目もあれば
「何で、それがダメなの? 私もよくやってるよ」と思う内容もあるかもしれません。

なぜ、ダメなのか?

詳細はこの本の中でご説明しますが、一例を挙げてみます。
「ロジカルトーキング」は一見、マストな説明法のように思えるかもしれません。
もちろん、短い時間で端的に「報告」する場合は、それでいいケースもあります。
でも多くの場合、「論理だけ」だと、分かりにくい説明になりがちです。

例えば、いま流行りの「サブスク」について、あまり詳しくない人に説明する場合

「サブスクというのは、一定期間、定額料金を払うことで、
継続的に商品やサービスを利用し続けられるビジネスモデルです」

とロジカルに説明されたらどうでしょうか。
確かに正しい説明ではあるのですが、わかるような、わからないような、
相手はそんな受け取り方をするかもしれません。

一方で
「サブスクというのは、要は、1カ月単位の焼き肉食べ放題のようなもので、
飲食以外にも、ファッションや音楽配信などいろんなモノがある感じですよ」

と説明したらどうでしょうか。イメージしやすいですよね。

ポイントは左脳と右脳を両方働かせること。
自分たちの生活に身近なものに例えることで、「なるほど」と相手も納得してくれます。

このように、上手な説明には「コツ」があります。
ご心配なく、そんなに難しい話ではありません。
この本に載っている、いくつかのテクニックを覚えればいいのです。
「ちょっとしたテクニック」を身につけて、
上手に使い分けられるようになれば、誰だって説明力はぐっと上がります。

ぜひ、ご一読ください。

感想・レビュー・書評

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  • 「説明が上手い」とは、一言で言えば「自分が説明したいことを説明するのではなく、相手が聞きたいことを説明する」こと。
    そのためのハックが詰まった本。

    この本読んで、新年度もがんばりましょう!

  • 説明が苦手な人が陥っているたった一つのワナ - 新刊JP
    https://www.sinkan.jp/news/10885?page=1

    「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた|書籍一覧|株式会社アスコム
    https://www.ascom-inc.jp/books/detail/978-4-7762-1188-4.html

  • 主に自分の上司に対する報告のハウトゥー本。
    上司と良好の関係になるって難しいなと思う。人間的に素晴らしい方でも、自分にとっては仕事を進める上での面倒な存在っていう認識が抜けない笑

  • 今の私には、参考になることが多かった。
    メモして、少しずつ実践しよう。

  • 途中まで読んだけれど挫折…。
    読んで説明が上手くなった気がしない…。
    多分こちらがどれだけ努力しても相手が自分本位で聞く気が無いから意味ないんじゃないかと思えてきた。
    参考にはなった。と思う。

  • 近々引き継ぎをするので読んでみました。
    内容が自分の思ってたものとは違う(上司に説明する場面での本だった)ので、ちと目線が違ったかなーと。

    何もわからない人にもわかりやすく説明したかったのでこの評価になりました。

  • 年収2千万円の外資系金融マンでもある、副業YouTuberの方による本。
    はじめに、と、目次が、とても面白そうだったんです。


    感想。読みやすいのですが、内容は、まあ、普通というか、ですよねー、という感じでした。ただ、「一人ツッコミ」の技術は素晴らしいと思いました。ぜひ拝借させて頂きたい。



    備忘録
    ・説明がうまくいかない最大の理由を一言で言うなら「相手を無視している」から。

    ・期待と不安を煽れば、相手の心を掴める。

    ・説明は、相手×目的で成り立つ。自分の説明が内容的には正しくても、相手のステータスや相手の目的を無視した自分ファーストなものであれば、それは失敗。

    ・事実と解釈を分けて報告する、は基本だが、解釈が不要というわけではない。解釈はそれはそれで重要。

    ・説明不足や情報提供不足を心配する必要はない。(→この考えはよく聞くし、実践されてるのを目にするのだが、私は未だに納得できていない、結果自分ファーストな説明になるのだろう‥)

    ・ビジネスにも説明にも正解はない。(→こういうことなのだろう。でも高い確率で成功できる方法はあるんだと。)

    ・小難しく説明しても、「すごい」とは思われない。相手のレベルに合わせて、うまく例えも交えるのがすごい説明。

    ・部下に指示する時には、背景や目的も伝えてあげると、部下なりに考え、価値を出そうとしてくる。

    ・自分からした質問には愛着が湧く。だから相手から質問やツッコミを貰えるように、うまく誘導する。

    ・一人ツッコミのスキルは有効。例えばこんな時。①大勢の前でのプレゼンの時には相手のリアクションが薄い時あり(〇〇な人手を上げてください!とか)、②期待通りに相手がツッコミしてくれずスルーすることもある、③相手が想定と違うツッコミや間違った意見を言ってくることもある。

    ・そんな時、「AはBだとよく言うじゃないですか、でもそれって本当なんでしょうか?」とか、「ここまでで質問のある方いますか?例えば○○だと思う人もいるとおもんですよね、実はそれ△△なんですよ」と。

  • 自分自身、実際に人に説明する機会が多くある仕事に就いている為、参考になった。あとは実践する事が大切だと思った。

  • 既知の内容が多かった。

  • 上司にフィーリングをあわせる。上司を知る。
    説明は短く。
    相手が何を知りたがっているか。

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著者プロフィール

YouTubeチャンネル「ハック大学」を通じて、キャリアやマネーなどの教育テーマを中心にビジネスパーソンに有益な情報を発信し、チャンネル登録者数は27万人超を誇る。
事業会社やコンサルティングファームを渡り歩き、その経験を生かして現在は外資系金融機関のマーケティング部門のマネージャーを務め、投資・資産運用事業で年収約2,000万円を叩き出す現役の会社員。終身雇用や年功序列が崩壊していく中で、会社員が持つべき資産形成の方法など、目先にとらわれない「本質的」な情報を発信し続けている。
著書に『行動が結果を変える ハック大学式最強の仕事術』(ソシム)や『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』(アスコム)、『「超」メタ思考 頭がよくなる最強トレーニング57連発』(KADOKAWA)がある。

「2023年 『会社員のまま経済的自由を手に入れる ハック大学式 超現実的で超具体的なお金の増やし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ハック大学ぺその作品

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