- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776400271
作品紹介・あらすじ
植物を人工的なかたちに整えたものをトピアリーといいます。中世ヨーロッパのお城では、ツゲ、イチイなどの常緑(冬になっても枯れない)の庭木をいくつも、球や円錐などに整えてずらりと並べたトピアリーガーデンが大流行しました。日本ではフレームにミズゴケを詰めツタなどを這わせた小さなもの(スタッフド・トピアリー)が一般的ですが、欧米では、可愛らしい動物のかたちなどにデザインされた大規模トピアリーが人気です。この絵本に出てくるのは、なんと七面鳥のトピアリー。アメリカでは、11月の第4木曜日はサンクスギビングデー(感謝祭)。一年の収穫を祝い、家族が集まって七面鳥の丸焼きとパンプキンパイを食べるのが伝統です。さてさて、いったいどんなお話でしょう。
感想・レビュー・書評
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2014/10/31
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ブタのジャンボ、マルバ、子供12人
トピアリー職人
感謝祭用に七面鳥型のトピアリーを作るけれど悪名高いボーラーに盗まれる
広葉樹でまた七面鳥のトピアリーを作って、霜が降りて寒くなって葉っぱの色が変わって証拠になる
証拠を作らせて逮捕 -
[墨田区図書館]
先日読んだ、「ふわふわブイブイ気球旅行」から借りてきた同じ著者の本。
トピアリーは常緑樹で作るものだと知らなかった、というか、正確には意識していなかった!そうだよな、確かにイメージはいつも緑、、、でもこのお話、盗まれてからそれを証明するまでの期間はさほど感じない流れになっているから、まるで昨日の今日みたいな感じもするけどね(笑)博物館×ネズミを主題にした、「ミステリー―おいしい博物館盗難事件」みたいに(というか、副題の形式がやはり同じだ!ということは、まだ数冊この手の本をシリーズ的に描いているかも?)半推理モノといった路線で考えた絵本なのかな?だとしたら著作時期が近い??こういうのも発見してまた確認していくと面白いだろうな。 -
2008.11.25
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アーサーガイサートさんの作品。植木を刈り込む仕事=トピアリーをしている一家が、ハロウィンを前に七面鳥のトピアリーを盗まれてしまう。怪しい人物はいるが、証拠がない。そこで一計を案じて・・。解決方法が粋なお話。