古代アフリカ: 400万年前の人類と消えた王国―巨大大陸の謎を追う (ナショナルジオグラフィック 考古学の探検)

  • ビーエル出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776405559

作品紹介・あらすじ

はるかむかし、ユーラシアやアフリカ、アメリカでは、どんな文明が栄えていたのだろう?世界のさまざまな地域で、人びとはどんな暮らしを送っていたのか?遺跡や化石を調べることで、何千年、何万年もむかしの世界が現代によみがえる。さあ、写真や地図とともに、"考古学"で古代の世界を探検しよう。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にてお借りした一冊です。

    400万年前の人類と消えた王国 - 巨大大陸の謎を追うと題し、古代アフリカの歴史を
    ①初期の人類
    ②古代の王国
    ③東アフリカの交易
    ④西アフリカの王国
    の4つの時代にわけ、ナショナルジオグラフィックの写真を使い説明。
    ※アフリカの歴史といえば、エジプトを思い浮かべると思いますが、本書はエジプトを除くアフリカの歴史です。

    知らないことばかりで勉強になった((φ(>ω<*)

    シリーズ全6巻

    <古代アフリカ文明>
    エジプト文明以外にも多様な文化と歴史を持つ広範な地域にわたる文明の集合を指します。アフリカ大陸は人類の発祥の地であり、長い歴史を通じて様々な先進的な社会が存在しました。例えば、サハラ交易やインド洋交易を通じて繁栄した黒人王国や商業都市があり、マリ王国のマンサ・ムーサーのメッカ巡礼の逸話はその豊かさを物語っています。

    また、アフリカの歴史は、文字記録に頼らない口頭伝承や、考古学的な調査によっても明らかにされています。例えば、ケニアのトゥルカナ湖で発見されたアウストラロピテクス・アナメンシスの化石は約420万年前から390万年前に生息していたとされ、人類の進化の過程を示しています。

    さらに、アフリカ大陸では、ナイル川の古代エジプト文明だけでなく、ザンベジ川のグレート・ジンバブエ、ニジェール川のガーナ王国やマリ帝国、コンゴ川のコンゴ王国など、河川を中心に栄えた多くの文明や王国が存在しました。

    これらの文明は、建築、芸術、宗教、社会構造など、多岐にわたる分野で独自の発展を遂げ、現代にもその影響を残しています。アフリカの古代文明は、その多様性と複雑さにおいて、世界史の中でも特筆すべき存在です。




    本の概要

    はるかむかし、アフリカではどんな文明が栄えていたのだろう?
    謎につつまれた古代アフリカの歴史を、考古学者たちの歩みとともに紹介する。
    ヒトの歴史にまつわる発見のほか、世界最古の岩絵や洞窟壁画、謎に包まれたグレートジンバブエ遺跡など、ナショナルジオグラフィックの迫力ある美しい写真を数多く使いビジュアルに紹介。 小学校高学年から。

  • ナショナルジオグラフィック・考古学の探検シリーズ。古代アフリカ。全ての年代と地域にスポットをあて、詳しく説明しています。かなりの読みごたえ。勉強になりました。、

  • アフリカの遺跡!こういう知識もアフリカいったら身につけたほうがいいかなー。

  • ★★★★☆
    考古学の探検はアフリカから。
    遺跡や遺物から大昔の人の暮らしや物語の形を浮き上がらせていく過程を紹介。
    また遺跡を守り研究していくためのプロジェクトも
    (まっきー)

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