- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776406624
作品紹介・あらすじ
毎夜毎晩おどっては、庭や家をまもる妖怪かんなじじ。ある日、やどる場所のなくなったちよ、やそきち、げげんおにも庭にまねきいれ…。クレヨン画家・加藤休ミが大迫力で描く、楽しく切ない妖怪の絵本。
感想・レビュー・書評
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表紙の絵で怖い絵本かなと思ったのですが、どんどん引き込まれて最後はほっこり。ぜひ手に取って読んでみてほしいです。
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「毎夜毎晩おどっては、庭や家をまもる妖怪かんなじじ。ある日、やどる場所のなくなったちよ、やそきち、げげんおにも庭にまねきいれ…。クレヨン画家・加藤休ミが大迫力で描く、楽しく切ない妖怪の絵本。」
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絵がおどろおどろしていて 小さい子どもは泣くな(;o;)
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広い庭にやどり、毎夜踊って庭や家を守る妖怪たち。でも、だんだん人が住まなくなって、宿る場所がなくなっていく。
何かを声高に訴えているわけではないけれど、静かな批判の目を感じる。 -
古いものに宿る妖怪たちの表情が、のどかで、けれどどこか寂し気。読み聞かせの際、「うた」の部分をどう読むかがむずかしい。
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昼間はひっそり庭に佇んでいる。
夜は踊って家を守るかんなじじ。
激しく踊ることで悪いものをびっくりさせ、家に寄せ付けないのだ。
木や裏山や竹藪を失った妖怪たち、ちよ、やそきち、げげんお。
かんなじじが居場所のなくなった3人を自分の棲み処に呼ぶ。
3人も交えて一緒に踊る。
長い時間が経ち、かんなじじの宿る家もとうとう人が住まなくなってしまった。
宿る場所を失くした4人。
ふと空を見上げるとお月様が呼んでいる。
宿る場所のなくなった4人はみんなで月へ行くのだった。
だんだんと妖怪が宿れる場所が少なくなるのは切ない。