空の王さま

著者 : ニコラ・デイビス さくまゆみこ

• ビーエル出版 (2017年10月15日発売)

感想・レビュー・書評

[tanukichirouさんの感想 · 2022年12月26日]

自分の居場所をみつける物語。ハトに仮託しています。

[hosinotukiさんの感想 · 2021年10月8日]

レース鳩との交流で自分の居場所を見つける．大人向きの絵本．

[ちーママさんの感想 · 2021年3月29日]

お日さまの明るいローマから、煙と石炭の町に越してきたぼくは、よそ者だった。でも、元炭鉱夫のエバンズさんと一緒にハトのレースを目指すようになって、自分の居場所を見つける。（49ページ）
※孤独な少年と老人のつながりがいい。

[consensive2さんの感想 · 2021年1月25日]

ニコラ・デイビス (著), ローラ・カーリン (イラスト), さくまゆみこ (翻訳)

[うちゅうのこどもさんの感想 · 2020年10月21日]

図書館本。4歳の長女に読み取って欲しいエッセンスが盛り込まれていたけど、感じるには早かったよう。自分探しをする少年が鳩の習性を使ったレースを見て得たものとは？

[みみーさんの感想 · 2019年7月17日]

伝書鳩

[うちゅうのこどもさんの感想 · 2019年4月30日]

図書館本。4歳の娘に感じ取って欲しいエッセンスが盛り込まれてたけど、感じるには早かったよう。
自分探しをする少年が鳩の習性を使ったレースを見て得たものとは？

[castagnaさんの感想 · 2019年4月5日]

原題 KING OF THE SKY

ぼくの知らない言葉で話す国で暮らすぼく
ヒツジのスープと石灰の粉のにおいの国

ぼくはどうやらイタリアのローマから来たらしい

しかし、今いる場所で出会ったのが顔がしわくちゃで足のわるいエバンズさん
おじいさんのエバンズさんは長いこと鉱山で働いていたので息が切れる
ハトが飛ぶのを見るのが好きで、レース用に育てている
そのうちの一羽の白いハトをぼくに授けてくれた
名前もつけていいという
レ・デル・チエーロ 空の王さま

エバンズさんに教わり、ぼくはハトを訓練する
少しずつ距離を伸ばしながら。
エバンズさんは期待するが、レースの結果は芳しくない
長距離が得意だからという

そしてあるレースは長距離レースで出発地はローマ
なかなか帰らないハト

しかし最後には帰ってくる

戦争時の伝書鳩
ローマのアイスクリーム

今いる場所
ふるさと

いろいろ思い起こさせる絵本

[ytomaruさんの感想 · 2018年7月28日]

少年が自分の居場所を見つける話。
ハトが大切な役割を果たします。

[ayaponさんの感想 · 2018年7月13日]

おじいちゃんと鳩のレースにいどむ少年のおはなし。

著者プロフィール

ケンブリッジ大学で動物学を専攻。英国放送協会（BBC）で自然科学番組の制作にたずさわり、児童書も数多く発表している。絵本に『やくそく』『空の王さま』（以上、BL出版）『ちいさなちいさなめにみえないびせいぶつのせかい』『いろいろいっぱいちきゅうのさまざまないきもの』（以上、ゴブリン書房）、読み物に『ゾウがとおる村』（さ・え・ら書房）など。

「2021年 『デイビス＆サットンの科学絵本 全３巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」