コミック版 プロジェクトX挑戦者たち 友の死を越えて―“青函トンネル"24年の大工事

  • 宙出版
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776791027

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  • 青函トンネルを開通させた男たちの話。
    勝手にできるとは考えてはいなかったものの、トンネルがどうできているかなんて今まで想像したこともなかった。
    ましてや青函トンネルを掘るために24年がかりで、34人もの方が工事で亡くなっているとは。
    このトンネルが開通したおかげで北海道に暮らす人達も高度経済成長の恩恵を受けることが出来るようになった
    この人たちのように日本のために、北海道の人たちのために命を懸けて働ける人たちが今日本にいるだろうか。
    働き方改革など労働者の権利を守ることも素晴らしいけれど、誰かや御国の為の仕事にかけた人達がいたからこそ今の日本があることを忘れてはいけない。
    日本が先進国となったのは素晴らしいことです。
    しかし、この人たちが将来子供や孫たちに経験してもらいたかったのは私たちが暮らす今の日本で良かったのでしょうか。
    日本から少しずつ粋がなくなっている気がします。
    考えさせられる本でした。

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著者プロフィール

昭和35年生まれ。
昭和53年、週刊少年ジャンプの月例賞応募作品『創世記』でデビュー。
昭和54年、『小説ジュニア』(集英社)での少女漫画やコバルト文庫の表紙・挿絵など手がける。
※少女向け作品を描く際は「星野かずみ」というペンネームを使用。
昭和56年、『ドタバタ時間旅行』で第22回手塚賞に佳作入賞。
昭和57年以降~『月刊少年ジャンプ』(集英社)を中心に『ラブラブYOUターン』『NBA STORY』などの作品を連載。
その後フリーになり、集英社以外の出版社の雑誌にも進出。
『ヤングチャンピオン』(秋田書店)に連載された松田優作の実録漫画『松田優作物語』は、前身である『風奔る』(宝島社)を含め、平成9年から平成14年までの長期間の連載作品となった。

「2020年 『劇画 一つの戦史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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