コミック版 プロジェクトX挑戦者たち 友の死を越えて―“青函トンネル"24年の大工事
- 宙出版 (2005年2月1日発売)
本棚登録 : 11人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・マンガ (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776791027
感想・レビュー・書評
-
青函トンネルを開通させた男たちの話。
勝手にできるとは考えてはいなかったものの、トンネルがどうできているかなんて今まで想像したこともなかった。
ましてや青函トンネルを掘るために24年がかりで、34人もの方が工事で亡くなっているとは。
このトンネルが開通したおかげで北海道に暮らす人達も高度経済成長の恩恵を受けることが出来るようになった
この人たちのように日本のために、北海道の人たちのために命を懸けて働ける人たちが今日本にいるだろうか。
働き方改革など労働者の権利を守ることも素晴らしいけれど、誰かや御国の為の仕事にかけた人達がいたからこそ今の日本があることを忘れてはいけない。
日本が先進国となったのは素晴らしいことです。
しかし、この人たちが将来子供や孫たちに経験してもらいたかったのは私たちが暮らす今の日本で良かったのでしょうか。
日本から少しずつ粋がなくなっている気がします。
考えさせられる本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示