はじめての入試現代文: 正解へのアプローチ (河合塾シリーズ)

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  • 河合出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777220625

感想・レビュー・書評

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  • この参考書は、素晴らしく有能です。

    たいていの現代文の参考書は、
    ①まずボンと問題が出されて、②自己流の解き方でそれを解かされ、③丸付けの後どこが根拠だったかの解説を読ませる…
    という構成が多いと思います。
    同じ問題は二度と出ないにも関わらず、「今回のその問題」の根拠ばかりを説明してしまうのです。
    我流でいくら問題を解いても、その場限りの解説を読んでも、根本的な成績アップは見込めないのではないでしょうか。


    この参考書は、問題演習本というより、問題演習に入る以前の「解き方を教えてくれる本」です。
    「5段階のアプローチ」という解き方のルールを、端的にそして明快に、説明してくれます。
    それらを理解したら、あとは使いこなす練習をするだけです。

    これで現代文の対策は完璧です。
    十分すぎるほど完成します。

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著者プロフィール

1971年生まれ。神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了。博士(歴史民俗資料学)。現在、国立ハンセン病資料館学芸員。著書に、『「忘れられた日本人」の舞台を旅する 宮本常一の軌跡』(河出書房新社、2006年)、『駐在保健婦の時代 1942-1997』(医学書院、2012年)、『宮本常一を旅する』(河出書房新社、2018年)、編書に『大江満雄集 詩と評論』(共編、思想の科学社、1996年)、『癩者の憲章 大江満雄ハンセン病論集』(大月書店、2008年)がある。

「2017年 『来者の群像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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