しんきらり

著者 :
  • 小学館クリエイティブ(小学館)
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本棚登録 : 64
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778031305

感想・レビュー・書評

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  • 性悪猫を昔読んだ。興味を持って、今回名作の誉れ高い本作を。主婦の日常と繊細な心理がとてもよく描かれているように感じた。主人公の旦那のような夫は、ほんとうにどこにでもいるものだなぁと感心します。自省を込めて。いい本だと思います。

  • さざ波

  • 新たなマンガ表現というウリに惹かれ読んでみる。

    日常の何げない生活の中での女性心理をそのまま描いている感じ。
    江國さんとかの小説が好きな女性にきっとウケるんだろうなぁ。

    自分は男なので、そんな捉え方もあるんだ!
    とちょくちょく感じた部分があるのみで、
    大きくうなづいての共感までは至らなかった。

    女性心理を小説でなく、マンガで読んでみたい人にお勧めの一冊。

  • 日本的自然主義の戦後版、つまり三度さん度から解放された主婦という存在の鬱屈と不安そして慰めと。

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著者プロフィール

漫画家・エッセイスト・詩人。
東京都世田谷区に生まれる。1969年『COM』5月号にてデビュー。
『com』廃刊後は『ガロ』にその後は発表の場を移す。
結婚育児による休筆ののち1978年に復帰。作品の数々は、女性漫画と称され、その後の女性たちに大きな影響を与えた。
漫画、詩、エッセイの多方面で活躍。『しんきらり』『性悪猫』『ゆらりうす色』『空に落ちる』『しあわせつぶて』
『樹のうえで猫が見ている』『愛のかたち』ほか作品多数。2009年5月没。

「2021年 『ねこのふしぎ話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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