- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778031602
作品紹介・あらすじ
「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」"マンガ原作の開拓者"が激動の半生を率直に語った伝説の自伝。
感想・レビュー・書評
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著者、梶原一騎さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。
---引用開始
梶原 一騎(かじわら いっき、1936年9月4日 - 1987年1月21日)は、日本の漫画原作者、小説家、映画プロデューサー。本名は、高森 朝樹(たかもり あさき)。高森 朝雄(たかもり あさお)の筆名も使用した。格闘技やスポーツを題材に、男の闘う姿を豪快に、ときには繊細に描き出し、話題作を次々と生み出した。自身の型破りで豪快な生き方や数々のスキャンダルでも話題を呼んだ。
---引用終了
50歳にて亡くなられています。
本作を書かれた時の著者の年齢は、43歳位になります。
で、本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
「あしたのジョー」原作者の自伝的エッセイ
「あしたのジョー」の映画化で再び脚光を浴びる原作者が「サンデー毎日」に連載し、79年に毎日新聞社から単行本として刊行された自伝を新装増補版で復刊。手に汗握る自身の劇画そのものだった生涯をみずからときに軽妙に、ときに驚きのエピソードをまじえつづった一代記。「あしたのジョー」40周年記念出版。
---引用終了
戦後の昭和22~23年に、少年誌界の第1期黄金時代が幕ひらいたそうです。
その時期に活躍した作家を挙げると、次のような方々がいたそうです。
小松崎茂(1915~2001)
山川惣治(1908~1992)
永松健夫(1912~1961)
福島鉄次(1914~1992)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこをどう取っても滅茶苦茶な人、そしてそれは良きにつけ悪しきにつけの註釈付きで…そう、それが梶原一騎その人なのである。
人物像だけ見れば大の苦手の部類なのだがしかしながら歿後30年も過ぎようと言うのに我が書庫には「あしたのジョー」と「愛と誠」の保存版と愛読用の2セット72冊が未だ鎮座している、無論あの世まで持っていくつもりで。
それだけインパクトのある劇作家であったのだろう、よろしくない事件やスキャンダルも霞んでしまうほどその影響力は計り知れず手塚先生や赤塚先生と同じ土俵で巨匠と呼んで然るべきと私は思う。
再刊の新装本であり価値的には高くはないがファンならずとも読んでおいて損なし -
2011年2月7日、初、並、帯無
2015年4月27日、津BF