恋愛革命 (ショコラノベルス)

著者 :
  • 心交社
4.24
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本棚登録 : 70
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778110024

感想・レビュー・書評

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  • 『どうせ男同士なんて長く続くわけない』というフレーズに、BLの世界ならではだなと感じたけれど、よくよく考えたら、男女の恋愛でも家族愛でも、必ず長く続くものなんてないのかもと感じました。

  • 今まで読んだ中でトップ3に入るくらい面白かったBL小説。

    *以下自分勝手な感想





    受けの瑞希さんが個人的に物凄く好きです。最初はなんて勝手な人なんだと思ってたのに、少しずつほだされていくのがとても可愛かった。
    攻めの虎之介は、正直読んだ直後は殴ってやりたかった(笑)けど、何度も読み返すうちに、ああ、彼は彼で頑張ったんだなと思えてきました。もちろん彼のことも凄く好きです。

    葛西さんの超素敵イラストも合わせて、オススメです!

  • 表紙に惹かれて、これは絶対買うと決めて数週間。
    やっと買いました。
    最初読んでいて、あまりにキャラ設定が雑な気がして、
    大丈夫なのか?と心配しながら読んでいましたが、
    最後まで読んで納得。
    ドロドロ。攻めの感情がドロドロ。
    受けの苦しさが可哀相でした。
    続編とかあったらいいなと思いました。
    もっとラブラブなところが見たいです。

    ☆あらすじ☆
    池畑虎之介は顔を出そうと駆けつけた飲み会で意外な人物に会う。昼間バイト先で彼女と別れ話をしていた男だった。彼、坂口瑞希は幹事である結の兄で虎之介を待つ間に呼ばれたらしい。完全に酔い潰れた瑞希に散々な目に遭わされた虎之介は、二度と会うことはないと思っていた。だが数日後、彼は姿を現しバイトを持ちかけてきた。携帯を預かるだけで一日二千円。苦学生の虎之介は断り切れず引き受けるが…。

  • 海賀さん10年振りの単行本です。2003年雑誌掲載作のリライトということですが、海賀さんは相変わらずでした。身につまされる貧乏臭さに生活臭、ワーカーホリック気味で人格的に問題のある受け。美形設定なのに作中でそのイメージを裏切るような行動ばかりしていていっそ痛快です。
    タイトル通り恋愛の話なんですが、そこは海賀さんなので、人間が人生の中でどれだけ恋愛にウェイトをおけるものなのかをガリガリと書いております。主人公2人とも切羽詰まっておりますが、読後感はいいのでオススメです。

  • じれったい2人だったのに肝心の告白シーンは何だか呆気なくて「思ったより簡単にくっついちゃったなー」と思っていたら…!そこから先が、この作品の読みどころでした。男同士で恋愛することの葛藤、相手を想うほど不器用になって、嘘で守ろうとしたのに傷つき傷つけてしまう心と身体。リアルな描写が生々しく、切なく苦しくて胸が締め付けられました。あと…突飛な方向に話が進んでしまう瑞希さんが可愛い(笑)キャラクター1人1人が活き活きしているところも良いですね!

  • たまには、これくらい悩むカップルのBLをよみたい。

    将来を考えると、躊躇してしまい、なかなか踏み出せない感じがすごく好きです。

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