花とスーツ (ショコラコミックス)

著者 :
  • 心交社
3.61
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  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 187
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784778116521

感想・レビュー・書評

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  • (感想)

    雰囲気が好き~っ

    他の本を買った時にサンプルペーパーとして入ってたのを読んで
    発売されるのを楽しみにしてました。

    このキャラたちの性格もあるのか
    ガツガツした恋愛じゃなくて、
    ゆっくりと進んでいく感じが良かったです。
    本当なら市役所でバリバリと働いてるだろう蓮池さんが
    市営の公園に配属されてきた(いわゆる左遷ですね)
    何があったかわからないけれど
    スーツで草むしりをする蓮池さんが気になってしかたがない。
    最初は嫌われてると思ったもの実は超不器用で、超真面目な人でした。
    でもその不器用さがなんだか可愛く思えてしまうんですよね。
    恋愛にしてもそんな感じで、左遷された理由も不倫関係…
    だけど無愛想な表情が文といる事によって少しずつ柔らかくなって
    照れたり、微笑んだりしてる表情が増えてきていい雰囲気に。
    このスローペースがたまらない!!


    後半は煮詰まった作家が逃げた島で少年と過ごすお話
    不思議な感じの少年で本当に存在するキャラなんだろうな???
    と、途中思ってみたり…
    最後もハッキリと完結したような雰囲気じゃなくて
    なんだか不思議で終わりました。

  • ★3・3
    受け攻め逆だった~;;上司と不倫してたんだし…蓮池さん受けか…。花を通じて惹かれ合う2人のふんわり穏やかなお話でした。もう一つのお話は不思議なファンタジーみたいだった~。あの男の子実在するの?と思ったり。あの島の精霊とかなんじゃ…

  • 絵が好き。綺麗。
    ほのぼのゆっとりとしたストーリーでよかったです。荒ぶるほどは萌えなかったけれど、穏やかに楽しめました。

  • 概ねお話がふたつ。
    絵がとても繊細できれいです。線が丸っこいのも好き。
    表題作は市営公園を舞台にふたりがゆっくりと心を通わせ合うお話。とっても素敵なお話でした。
    蓮池はスーツで草むしりをするちょっと変わった人だと思われていたけれど、実は不器用で真面目な人でした。台風の夜をきっかけにいろいろな表情を見せはじめるのがよかったです。可愛くてかっこよかった。
    受け・攻めどっちだろうとちょっとドキドキしながら読みました(笑)
    「白紙」「紙風」はスランプで書けなくなった小説家が逃げてきた先の島で少年と過ごす数日を描いたお話。
    ファンタジーのような不思議なお話で、とても心が洗われるような読後感でした。

  • いい物を読んだ。

    コレの一作前がイマイチ感覚に合わなくてアレレてなってたんだけど、今回はとても良かった。
    表題作ともう一本の二本収録だったけど、両方とも好きだわ。



    伊東さんの漫画は凄く精巧な砂糖細工の様で良いなぁ。
    美しさと、迂闊に触れたらサラサラと崩れて無くなってしまいそうな脆さがとても好きだ。
    前から比べてもその感じが増してる気がして、あーー…好き(ごろり)

  • 画面が綺麗で絵を見てるだけでも満足。蓮池さんの可愛らしさがじわじわ効いてくる。

  • 同人で好きな作家さんでした。最近は、商業一本でしょうか。
    素敵なお話と絵で大好きなので、今回の新刊はずっと楽しみにしてました。
    で、地元の穴場に買いに行ったら、何故か品切れ。(まあ、本屋さんではないので、仕方ないのですが)
    色々探してやっとこ買えました。その間に、沢山衝動買いしてしまいましたが、当たりコミックとも出会えたので、結果オーライ!

    で、読んだのですが、よかったです。
    絵も綺麗で優しいお話。
    でも、何でだろう。萌えたり、きゅんとする感じはなかったんです。
    キャラも二人とも好きですが、この二人で恋愛よりも、コンビの方が普通の話の方が好みかも。
    もう少し何巻も続いて、漸く恋愛かな?みたいな関係になるくらいじゃないと、私は萌えに至らない気がします。

    なので、不思議な雰囲気の2作目の方が好みかもしれません。
    この方の漫画は、私はBLじゃない方が好きなのかも。
    いや、BLも全然嫌いじゃないです。寧ろ大好きな筈なので、何となく釈然としない感じでおります。
    好きなのに、こういう事ってあるんですねえ。不思議。

  • 受がかっこいい大人だった
    良い奴しか出てこない^^

  • うーん。攻めのヒゲが余計だった。

  • ▼あらすじ
    市営公園で働いている平岸は、最近市役所から配属されてきた蓮池の存在が気になっている。ぶっきらぼうでお堅く、スーツで一人黙々と草むしりをする彼は、決して周囲に馴染もうとしない異質な人だった。そんな蓮池に根気よく話しかける平岸だが、彼は一向に歩み寄ろうとしない。しかし、台風から植物達を守るために共同作業をした夜、蓮池の言動が実はただ不器用なせいだったことを知ってより距離を縮めようとする平岸だが――。

    ***

    透明感のある表紙に惹かれて購入。

    まず一番吃驚したのが表紙のスーツの人が攻めかと思いきや受けだったこと…!(笑)
    個人的にはスーツの人の方が攻めの方が萌えたかなぁ…。
    もしくは攻めがもう少し男前だったら萌えました。
    スーツの方はギャップ萌え満載なキャラで素晴らしかったのに攻めの方は特にこれといった特徴がない為、恐ろしいほど印象に残らない…!

    唯一インパクトあるのは全く似合ってない顎髭…?(笑)
    せっかく可愛い顔してるのに何で髭生やしちゃったんだろうと不思議でしょうがないです。見た目も性格も全くオッサン臭くないのでこれ髭生やす必要あったか!?と何度思ったことか…!

    でも絵は繊細で綺麗ですし、後半に収録されている小説家のお話も雰囲気が良いのでつまらなくはなかったのですが、エロ要素は全体的に控え目なのでちょっと物足りなかったかな…。
    後はやっぱり受けだけに力を入れるのではなく、攻めにももっと力を入れて欲しいと思いました。

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター。単行本『白き面に囚わるる 陰陽師・安倍晴明』や、角川文庫『我、天命を覆す 陰陽師・安倍晴明』の装画を担当。角川ビーンズ文庫『少年陰陽師 そこに、あどなき祈りを』から「少年陰陽師」シリーズ装画を手がける。

「2023年 『雪花妃伝 ~藍帝後宮始末記~ 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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