定本 虹の戦士

制作 : 北山 耕平 
  • 太田出版
4.15
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本棚登録 : 49
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778315498

感想・レビュー・書評

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  • 目覚めた人々が立ち上がらなければならない。さもなければ、人類の犯した過ちはいずれ取り返しがつかなくなってしまう。
    過激な思想かもしれないけれど、こういう視点って忘れられてはならないと思う。旧版の方を多感な頃に読んで、頭がぼーっとするような静かな衝撃を受けたのを覚えています。
    洗練された装丁と強烈なメッセージ性。本棚の片隅に、魔除けのように備えておきたくなる作品。

  • アメリカに暮らすある男の子が
    自分のルーツが先住民だと知って、
    先住民の文化をひいおばあちゃんから
    試練を課されながら学んでく物語。

    なぜ先住民が白人に大量虐殺される運命だったのか?
    男の子が問い続けて最後にひいおばあちゃんが
    答える所感動した

    歴史上で最も虐殺されたのはユダヤ人でも宗教絡みでもカンボジアのポル・ポト政権下(当時の国民の3分の1、眼鏡かけてる人全員:知識人と思われるから)の人でもなく先住民。今もシリアの方であるみたいだけど...
    北米、南米、オーストラリアの先住民は
    生まれた時におしりに青アザがあるモンゴロイド系。ルーツは私と同じから親近感湧く。

    動物と共生していた先住民が
    動植物等を殺していいものは本当に
    自分に必要なものだけ。召し上がる時。
    カナダの先住民First Nationの末裔の人も
    「私達の文化では虫は殺さない」って

    自然と共生していた先住民の人達の全て
    (命、文化、言語、歴史)を破壊して
    今の私達地球市民は地球を破壊してる。
    今こそ、先住民の文化を呼び起こして地球と
    自然と共生していかなくてはいけない。
    手遅れになる前に。
    そうやって戦う人はみんな虹の戦士になれる!

    でも私はやっぱりお肉が好き。できるところから...

  • 2017.8.26

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著者プロフィール

北山耕平(きたやま・こうへい):1949年神奈川県藤沢市生まれ。『WonderLand』(のち『宝島』と改称)創刊メンバー。1975-76 年『宝島』編集長。76年『POPEYE』創刊に参加後、渡米。同誌特派員としてアメリカ、ロサンゼルスに4年間滞在。70年代後半の西海岸で「ニューエイジ」の勃興に立ち会い、ローリング・サンダー(メディスンマン)と出会い、ネイティブアメリカンの精神を伝える。著書に、『自然のレッスン』『地球のレッスン』(太田出版、ちくま文庫)、『ネイティブ・マインド』(地湧社)、『雲のごとくリアルに[青雲編]』(スペースシャワーネットワーク)など、訳書に『虹の戦士』(ウィロヤ+ブラウン、太田出版)ほか多数。

「2022年 『北山耕平青春エッセイ集 抱きしめたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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