- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778320607
感想・レビュー・書評
-
今回は、若い頃のフリオとクラウディオの話。
シェフのヴァンナとテオの話。そして女たちの話。どのお話もほわんと心温まる。特にヴァンナとテオの話が好き。厳しく優しいヴァンナに思慕の念を抱いているテオが少年のよう!師弟関係ってところも私の琴線にふれる。最後にニコレッタが登場。時系列的には次が「リストランテ・パラディッソ」なのね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★4.0
「リストランテ・パラディーゾ」を読み始めた時に感じた絵柄への苦手意識もすっかり無くなり、むしろ味があって格好良く思えてきた。特に本書ではヴェンナが本当に格好良くて、同性ながら惚れ惚れする。テオとの関係性も素敵で、とてもお似合いな二人。そして、フリオとクラウディオの過去の出会いでは、今のクラウディオからは想像もつかない姿にビックリ。歴史を経てきたんだな、としみじみ。ガブリエッタの視点からのエピソードも新鮮で良かった。ラストでは遂にニコレッタが登場し、「リストランテ・パラディーゾ」に近付いてきた。 -
フリオとクラウディオの過去話がいいなあ。アンジェラかっこいい。テオとヴァンナの大人すぎて恋なのか信頼なのか微妙な関係もいい。
-
絵とリズムと、モノクロ映画みたいで、でも突き放した感がなくて、オノナツメさんの作品は好き
-
『リストランテ・パラディーゾ』の姉妹編。
2巻は厨房のフリオ、テオ、ヴァンナの話がメインかな。
『リストランテ~』では当たり前にいた人たちだけど、あの時点に至るまでにいろんな物語があったんだなあ、としみじみ。
テオとヴァンナの関係、1巻で少しひっかかっていたのでじっくり描いてもらえてよかった~。反抗期の子どもみたいなテオ、父親みたいな存在のヴァンナ(女だけどな)。ヴァンナが去ってしまってからのテオへのフリオの対応も素敵だった。 -
リストランテ・パラディーゾの別冊ショートストーリー2。若かりし頃のクラウディオのストーリー。失敗して、お皿を割ってばかりだった頃もあったが、今や最高のサービスを提供する人気のカメリエーレだ。イタリアンは、料理に本当に真剣。席に案内する人、料理を作る人、それをサーブする人、それぞれの役割をプロとしてこなす。こうした一連のドラマを味わいにお客さんがやってくるのだ。サイドストーリー的な感じで過去の思い出をたぐる話の展開だから、少しパンチが弱め。
-
コミック
-
オノ・ナツメ
もう短編小説の名手みたいになってきた。
若き日のフリオとクラウディオ。
若い時に、出逢っていた2人が、
時間を経て、再開する。
お互いに大人になって。
設定が、素晴らしい。
ヴァンナとテオ
テオが意地を張りながらも、
少しずつ心を開いていくような。
料理の皿に、食後にメッセージを、
残すなんて、粋だなあ〜。 -
ヴァンナおっとこまえかっこいい