うみべの女の子 1 (F×COMICS)

著者 :
  • 太田出版
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本棚登録 : 2807
感想 : 234
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778321383

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌掲載時にパラっと読んだときに山本直樹的な「虚しくだるいエロ」かー、と思って追ってなかった(ちなみに山本直樹は基本的には嫌いだけど「ありがとう」はまごうことなき名作だと思う)。が、なんか気がむいて読んだ。
    恋愛じゃないかたちで身体の関係をもってしまった二人の中学生。その関係性が変化し、物語が動き出してからの展開がすごく共感できて面白かった。
    何にも振り回されずクールでかっこよく生きたいと思っても、愛されたい、誰かに必要とされたいという願望には勝てない。という人の本質的なダサさ(愛おしさ)。女子が男子を助けようとして書く手紙の内容のダサさが自分の内面のダサさと重なってずしっときました。
    しかしこの二人がその気もないのにハッピーな恋愛ごっこをするのがよかったとも思えない。お互いのみっともないところをさらけ出すのが恋愛なら、この二人の関係も恋愛以上に恋愛だと思う。

  • 濡れ場ばっかりじゃねぇか!

  • 全02巻 完結

  • 妙にリアル

  • 登場人物達の会話がすごくリアルでした。
    例えば、学校の先生の名前を出して、「あいつホントウンコだよ」とかね(笑)

    何かにつけてちょいちょい磯辺を罵倒していた小梅が、段々と彼に惹かれていく描写はとても微笑ましいです。
    けれど、それとは逆に磯辺の方は彼女を遠ざけて行く。
    気晴らしのつもりだったのに、こんなにも磯辺の存在が大きくなろうとはきっと小梅は思っていなかったに違いない。
    全力で互いに振り回される2人の姿が切ないけどすごく好きです。

  • 完結したので、久々に読んでみた。
    浅野さんの世界観は作品を超えても一貫しているなーと感じた。
    うまく言えないが、人間を信用していない感じ。
    ハッピーなのかそうでないのか良く分からない、結局はそんなの小さな悩みであるかのごとく世界は動いて行く、そんな終わり方をすること。
    久々に読んでも、また世界に引きずり込まれました。

  • 思春期のもやもやっとしたものが描かれております。
    どう感想を書いたらいいのかわからないけれど、結構攻撃的な漫画に見えました。

  • 1.2の感想まとめ
    分かるようで分からないでも分かると感じる内容でした。

  • とっくに読んでいたのに、ずっと“積読”にあったらしい…2巻出たらしいので読まないと。

  • じわじわくるな、磯辺。
    読み終わった後は完全に磯辺にハマってたわ。

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著者プロフィール

1980年生まれ、漫画家。1998年、デビュー。日本の青年誌漫画を牽引してきた作家のひとり。主な作品に、『ソラニン』『おやすみプンプン』『うみべの女の子』『零落』など多数。『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を連載中。

「2019年 『漫画家入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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