患者力のすすめ 自己治癒力を高める42の知恵

著者 :
  • 幻冬舎ルネッサンス
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779010576

作品紹介・あらすじ

「医者に丸投げ」 をやめれば、 病気は治る!

医者は、病気の症状は改善できても根本原因を正すことはできない。
それができるのは、患者本人だけだ。病気の原因は必ず自分の中にある。
医者に頼り切っていては本当の意味で病気を治すことはできない。
病気を治すのは、医者でも薬でもなく、「自己治癒力」にほかならないのだ。
しかし昨今の風潮のように、医療を極端に否定しては、それこそ危険だ。
治る病気も治さず放置し、手遅れになってしまうケースもある。

西洋医学と代替医療に精通した“統合医療”の権威が、
医者と上手に付き合い、主体性をもって自ら医療を「選ぶ」生き方と、
そのために必要な<5つの患者力>を提唱する。

■第1の患者力<知る力>
□病気には意味がある
□風邪薬は治りを遅くする
□日本人は“血圧下げなきゃ症候群”
□「5年生存」は完全治癒ではない ほか

■第2の患者力<見抜く力>
□かかりつけ医は「近さ」で選ぶな
□確かな情報が得られるかどうかは質問の仕方次第
□「もう手遅れです」は医者の傲慢
□極端な説に飛びつく前に考えよう ほか 

■第3の患者力<自己決定力>
□医者に寄りかからない
□薬を悪者と考えない
□止める決断、しない決断 ~断り方と自己責任~
□家族を最強の応援団にする
□病気になってよかったことを挙げてみる ほか

■第4の患者力<自己治癒力>
□病気を呼び込んだのも自分、遠ざけるのも自分
□からだの驚くべき修復力の仕組み
□生活を変えれば体質が変わり、体質が変われば病気が逃げていく
□3つの生活改善 ~食事、運動、冷え対策~ ほか

■第5の患者力<往生力>
□医者の言う「余命〇か月」に振り回されない
□「死んだら困ること」を考えてみる
□苦痛なく死ぬには、最期はできるだけ医療の世話にならない
□エンディングノートは家族のために書く
□病気があっても幸せに生きられる ほか

感想・レビュー・書評

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  • 病気になってよかったことを挙げてみる、病気は天からのプレゼント等が心に残った。
    私自身、病気をした時、病気をして良かったこともたくさんあったので、うなずけることがたくさん書かれていた。

    結局は医者まかせにせず、自分でもちゃんと病気と向き合って考えましょうということなんだけど、意外とできていない人が多いのですよね。

    私は、「自分で病気を治しますので、先生はとりあえずフォローしてください」と思って治療しているので、何となく患者力はある方かと思いました。

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著者プロフィール

医学博士。神奈川歯科大学大学院統合医療学講座特任教授。
北海道大学医学部医学科卒業。東京女子医科大学大学院医学研究科修了。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院、東京女子医科大学などを経て現職。
冷え研究の第一人者。人の自然治癒力を高めることを重視し、現在は、近代西洋医学と補完・代替医療を統合した医療の教育を日本の医療系の大学で実践中。
主な著書に、『毎日の冷えとり漢方』(河出書房新社)、『心もからだも「冷え」が万病のもと』(集英社新書)、『死に方改革』(ワニブックスPLUS新書)など多数。

「2022年 『終末までの生き方。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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