一流のサービスは感動を生む 日本橋高島屋コンシェルジュが大切にする仕事の習慣
- 幻冬舎ルネッサンス (2014年10月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779011238
作品紹介・あらすじ
著者は、創業180年を越える老舗百貨店・高島屋で、「おもてなし」を最大限にお客様に提供するコンシェルジュ。「ありません、できません、知りません」という返答はタブー。「お客様にとって最善のサービスを提供したい」と考える著者は、お客様の要望に応えるため猛勉強している。「敷田さんに頼めば、何でもしてくれる」と、お客が続々と集まってくるという評判が評判を呼び、「熱血仕事人」として数多くのメディアで取り上げられるまでになった。日々、サービスについて考えを深め、常に改善を重ねることで、お客様から感謝の言葉をいただける。仕事を通じて感動や喜びを得るだけでなく、自分自身の成長、会社の発展、さらには社会への貢献につながっていくことを、実体験をふまえて丁寧に綴る。「毎日楽しく働き、顧客に高いサービスを提供するためには」という自己啓発的な視点で、さらに「セクショナリズムに陥らず、部門を超えて高いパフォーマンスを発揮する組織を作るためには」という視点で書かれた、企業組織論としても参考になる良書。
感想・レビュー・書評
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◆2 お客様は王様 神様ではありません
3 一歩前に歩み出る心遣い
4 サービス対価関係とホスピタリティ信頼関係の融合
◆3 Noといわないホスピタリティ
1 ありません できません 知りませんは禁句
9 常に最高の目標値設定
読む 情報を収集
聴く コミュニケーション能力を高める
考える 自分で考えるくせ
自己啓発
◆4 ネットワークが窮地を救う
6 クッション言葉活用
勝手を申して恐縮ですが
◆5 顧客感動を生む10か条
2 一に3回反省 心を整える
3 能力開発は好奇心のアンテナ
4 仕事生活もホスピタリティ精神
6 万全な準備で仕事のムダを省く
7 手土産選びはコミュニケーション
8 礼儀正しさは行動のディテールに宿る
9 人の第一印象は身だしなみ
10 ビジネス要諦は信用詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読かと思ったら、気遣い力の方を読んだことがあった。
サービス最前線を退いた今、すこし冷静に読むことができた。
一流のサービスについて書かれているが、あくまで極めて客単価の高いサービスが大半だ。
それでもマインド、基本的な思考は通ずるものがある。 -
一流はごく普通の事を当たり前に行う。
その行為が、相手に対し感動を与える。並み外れた成果を生む。