ポストモダン・バーセルミ: 「小説」というものの魔法について

著者 :
  • 彩流社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779111242

作品紹介・あらすじ

『ニューヨーカー』を中心に活躍し、破天荒なパロディとポップで断片化された形式と特徴で熱烈でカルト的な人気を誇った作家ドナルド・バーセルミ。彼のアメリカ・ポストモダン小説における最も実験的な作品を手がかりに、現代とポストモダニズムの交点での文学のあり方を探る。ジャック・ラカン、ミシェル・フーコー、ジャック・デリダといったポスト構造主義者の論考と、ジャン・ボードリヤール、フレドリック・ジェイムソン、アントニオ・ネグリらのポストモダニズム論を踏まえた、アメリカ文学研究者によるドナルド・バーセルミ論。
バーセルミ邦訳著作…『パラダイス』(1990/12 彩流社)『口に出せない習慣、不自然な行為』(1994/05 彩流社)『哀しみ』(1998/10 彩流社) 『罪深き愉しみ』(1995/04 彩流社)『アマチュアたち』(1998/10 彩流社)『シティ・ライフ』(1995/11 白水社) 『死父』(1978/11 集英社)『雪白姫』(白水Uブックス 1995/08 白水社)『雪白姫』(1990/07 白水社)『王』(1995/10 白水社)『帰れ、カリガリ博士』(1980 国書刊行会)

著者プロフィール

Reiichi Miura 1965年生まれ、
一橋大学大学院言語社会研究科前教授。
専門はアメリカ文学、ポストモダニズム。
2013年10月9日、病のため急逝。
著書
『ポストモダン・バーセルミ―「小説」というものの魔法について』
(彩流社)
訳書
ウォルター・ベン・マイケルズ『シニフィアンのかたち―
1967年から歴史の終わりまで』(彩流社)。
共編著
『ジェンダーと「自由」―理論、リベラル、クィア』(彩流社)
『文学研究のマニフェスト―
ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門』(研究社)ほか。

「2014年 『村上春樹とポストモダン・ジャパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三浦玲一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×