切手が伝える視覚障害―点字・白杖・盲導犬 (切手で知ろうシリーズ 5)

著者 : 大沢秀雄

• 彩流社 (2008年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

切手で知ろうシリーズ第5弾。歴史と現状に光をあて、切手を通じて分かりやすく解説。独自の位置を占めるコレクションと、視覚障害者の技術指導に携わる著者の、障害者への眼差しが交差する貴重本。

感想・レビュー・書評

[suzuki-takefumiさんの感想 · 2013年10月24日]

点字、白杖、盲導犬など、視覚障害に関わる切手を解説と併せて紹介している。入門書と言うよりは、視覚障害に関心を持つ最初の一歩となりうるような本というべきか。さまざまな図案は、眺めるだけでも面白い。

著者プロフィール

【著者紹介】　大沢秀雄（おおさわ ひでお）
1960年、長野県に生まれる。筑波大学理療科教員養成施設卒。筑波技術大学保健科学部・准教授。博士（医学）。鍼灸師・理学療法士を目指す視覚障害学生を対象に生理学の講義・実習を担当。切手収集は10歳より開始。視覚障害を中心に医学・障害者関連切手を収集。（財）日本郵趣協会土浦及び三鷹支部所属。医学切手友の会会員。
受賞歴：第41回全国切手展（2006年）、Braille（点字）（大銀賞）／全日本切手展2007、視覚障害（金銀賞）／第42回全国切手展（2007年）、視覚障害（大銀賞）、聴覚障害（銀賞）／全日本切手展2008、視覚障害と点字（金銀賞）／第９回トピカル切手展（2008）、白杖と盲導犬（金銀賞）
ほか視覚障害関連切手の切手展示を2007・2008年に開催（於：筑波学園郵便局）。論文なども精力的に執筆。

「2008年 『切手が伝える視覚障害』 で使われていた紹介文から引用しています。」