トマス・ハーディ (時代のなかの作家たち 3)

  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779117039

作品紹介・あらすじ

『テス』『日陰者ジュード』が知られ、自然主義作家として今も愛読される
トマス・ハーディ。彼が生きたのは、新たな離婚法、教育の機会の広がり、
女性参政権、そして宗教への疑問が生じた時代であった。
当時の社会に共鳴する作家とその作品を読み解く。

■女性に理解を示したハーディ。でも、女心はわかっていなかった!?
■石工の家のゆりかごから、ウェストミンスター寺院での国葬級葬儀まで。
 作家ハーディの上昇志向とは?
■「ウェセックス」という地方ブランドを発信!
■建築家、地質学マニアならではの視点、描写とは?
映画化もされた『ダーヴァビル家のテス』『キャスタブリッジの町長』
などの作品で知られる偉大なる英国作家トマス・ハーディ。
その女性の描き方は当時センセーションを巻き起こした。
はたして作家の真実や作品の意図はどこにあったのか? 
あらゆる角度から、時代背景と作家の特徴を探る。
叢書「時代のなかの作家たち」第3弾!
(続刊予定:ジョージ・エリオット、チャールズ・ディケンズ、
オスカー・ワイルド、ウィルキー・コリンズ)
★本シリーズは、当時の社会状況や哲学、科学知識といった広範な
コンテクストを分かりやすく解説し、なぜ作家はそのように書いたのか、
そこにはなにが書かれているのかを鮮やかに開示。
映画化作品も網羅して、現代に至るまでの受容のあり方も追う。

著者プロフィール

オックスフォード大学セント・アンズ・コレッジ上級研究員および英文学名誉上級講師。
ヴィクトリア朝文学に関して幅広く研究、執筆を行う。著書に『ブロンテ姉妹』(彩流社、2010)。

「2012年 『トマス・ハーディ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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