市民が明らかにした福島原発事故の真実: 東電と国は何を隠ぺいしたか (彩流社ブックレット 1)

著者 :
  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779121975

作品紹介・あらすじ

すでに2002年に、福島沖の巨大津波の可能性は公表され、
対策が不可欠であるとされた。
このことは、最高幹部をふくむ東電関係者は認識しており、
07年、いったんは原発の津波対策をとることが決まっていた。
それが一転08年7月に対策をとらないことが決まったために、
3・11福島原発の大惨事が起きた。

東電元幹部3名を強制起訴に追い込み、
全国の原発再稼働差し止め訴訟を担当する著者が、
東電が隠蔽してきた数々の不都合な真実をわかりやすく解説。

裁かれるべき東電、原子力安全・保安院、
原子力ムラに取り込まれた検察庁と政府事故調の暗躍を
明らかにし、市民の正義を実現する意義を説く。

著者プロフィール

かいど・ゆういち  40年以上、もんじゅ訴訟、六ヶ所村核燃料サイクル施設訴訟、浜岡原発訴訟、大間原発訴訟など原子力に関する訴訟多数を担当。日弁連事務総長として震災と原発事故対策に取り組む(2010年4月~ 2012年5月)。
脱原発弁護団全国連絡会共同代表として、3・11 後の東京電力の責任追及、原発運転差止のための訴訟多数を担当。    主著=『朝日新聞「吉田調書報道」は誤報ではない』(河合弘之氏他との共著、彩流社)、『東電刑事裁判無罪判決 福島原発事故の責任を誰がとるのか』(彩流社)、『原発訴訟』(岩波新書)、最新刊『東電役員に13兆円の支払いを命ず!』(旬報社、共著)他多数。

「2023年 『東電刑事裁判 問われない責任と原発回帰(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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