- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779128301
作品紹介・あらすじ
見えてきた独自のビジネスモデル!
2005年、球界再編と共に四国アイランドリーグがスタートして17 年。「すぐに消えてなくなる」という世評を裏切るかたちで独立リーグは存続してきた。当初は四国4球団でスタートしたが離合集散はあったものの今は7リーグ30球団になっている。これらの球団は紆余曲折を経て「適者生存」に成功。ビジネスモデルは多様で、日本におけるスポーツビジネスや地域振興について多くの示唆を与えている。本書では、創設以来のリーグ運営者、球団経営者、関係者への取材をもとに、独立リーグが成功するために必要な経営資源は何か、どのようなビジネスモデルがあるかを提示する。
感想・レビュー・書評
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2005年にスタートしたプロ野球独立リーグのビジネスモデル。
成功のために必要なものは何か?日本におけるスポーツビジネスを知る!
2023年10月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00609507詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
NPBの傘下に入れればとりあえず安泰、という事かも知れないが、それだと独立リーグの空気というものが失なわれてしまいそうでその不安は残る。
体験した限りで理想とする風景は「村の鎮守の神様の今日はめでたい御祭日」である。15年夏、藤川球児のいた高知球場は確かに鎮守の御祭だった。
05年のアイランドリーグの開幕戦、07年のBCリーグの開幕戦、09年の住之江球場の関西独立リーグ、シャトルバスで行った高松の香川戦、ああいった盛り上がりを感じる試合をどんどん増やして行って欲しい。
ジュンク堂書店大阪本店にて購入。 -
独立リーグについての基本が分かって面白かった。
MLBは下部組織が独立リーグになっているのは知らなかった。MLBに興味がわいたのと、地方を盛り上げる活動を自分が独立リーグで出来ないかと少し考えた。 -
独立リーグに現在どんなリーグやチームが存在するか、野球好きでさえ知る人はごく少数だろうが、時にはプロの受け皿、あるいはプロへの供給源など、その役割は年々重要になってきている。とはいえ独立リーグが一応プロということを鑑みれば、ドラフトではなく移籍こそあるべき姿等々、NPBとの溝は大きな課題。独立リーグ自体も各組織間の連携は乏しく、都道府県リーグ、地域リーグ、JFLと繋がるサッカー界のような統治形態から学ぶべき点は多そう。先ずはNPB球団の傘下に組み込むのも一案だし、NPBからの歩み寄りが無ければ、MLBでも良いとする意見ももっとも。独立リーグのあり方は、明日の野球界のあり方にも直結する、そんな問題意識の共有こそ、競技人口減が囁かれる野球界の発展に繋がる様に感じた。