フランケンシュタインの精神史: シェリーから『屍者の帝国』へ (フィギュール彩 36)

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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779170393

作品紹介・あらすじ

フランケンシュタインと日本SF の相関をさぐる文化論!

200 年前に書かれた『フランケンシュタイン』が提示する
問題系の現代的な意義=「つぎはぎ」「知性や労働の複製」
「母性をめぐる解釈」などをめぐり、日本の戦後SFへの継承をたどる!
小松左京、光瀬龍、荒巻義雄の第一世代、
田中光二、山田正紀の第二世代をへて、
第三世代以降の伊藤計劃や円城塔へどのように繋がっているのか?

※2015 年秋上映予定の映画『フランケンシュタイン』、
そしてアニメーション映画、伊藤計劃・円城塔原作の『屍者の帝国』
の上映にあわせての刊行!

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著者プロフィール

文芸・文化評論家 1959年、札幌生まれ。東京都立大学卒、成城大学大学院博士課程中途退学。文芸評論家、成蹊大学などでも教鞭を執る。 著書に、『「トム・ソーヤーの冒険」の世界』『「クマのプーさん」の世界』『快読 ホームズの『四つの署名』』『ガメラの精神史』(ともに小鳥遊書房)『スター・ウォーズの精神史』『ゴジラの精神史』(彩流社)『モスラの精神史』(講談社現代新書)や『大魔神の精神史』(角川oneテーマ21新書)のほかに、『〈男らしさ〉の神話』(講談社選書メチエ)、『社会が惚れた男たち』(河出書房新社)、『日経小説で読む戦後日本』(ちくま新書)、『新ゴジラ論』『フランケンシュタインの精神史』(ともに彩流社)など多数。

「2023年 『シェイクスピアの戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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