GATT・WTO体制と日本 増補2版: 国際貿易の政治的構造

著者 :
  • 北樹出版
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779303371

作品紹介・あらすじ

経済連携強化に向けた日本の役割。日本にとってのTPPの意義は何か。GATT事務局・外務省経済局参事官を経た著者が、国際経済連携の道筋とその問題点を明らかにする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 国際貿易のルールの変遷と影響を解説した書

    全世界での包括協定の夢が破れ、今は”2国間協定+地域統合が貿易体制”が結論

    ブレトンウッズ体制 IMF+世界銀行+GATT 冷戦時の西側の体制から出発

    GATT(関税貿易一般協定)⇒ WTO(世界貿易機関)⇒ 挫折
     その間 東京ラウンド
         ウルグアイラウンド など

    合意できないのなら、良く付き合っている特定の国と協定を結べばよいでは

    そこで ①2国間協議 FTA、EPA へ(日本は2021/01 で21国+地域と)
    そこで ②地域統合 へ

    NAFTA(北米自由貿易地域)
    EFTA(欧州自由貿易連合)
    ASEM(アジア欧州首脳会議)
    APEC(アジア太平洋経済協力会議)
    AFTA(アセアン自由貿易地域)
    MERCOSUR(南米共同市場)など

    ⇒ TPP(環太平洋パートナーシップ)

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

渡邊頼純

「2022年 『詳解 経済連携協定』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡邊頼純の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×