自句自解Iベスト100 山本洋子 (シリーズ自句自解1)

著者 :
  • ふらんす堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781409306

作品紹介・あらすじ

◆必読入門書
俳句はこうして生まれる。
欲しかった一冊。

初句索引に加え、「乾坤の変に喚ばれて」を書きおろしています。
入門書としては必須アイテムのシリーズです。

◆001
早き瀬に立ちて手渡す青りんご
高校を出るころ、何という取り柄のない生徒だった。だからこそ、この後、仕事に関わらなくても、何か打ちこめるものを身につけねばと思ったものだ。そののちの学生生活で、その何かがみつからないままに社会にでた私の前に俳句があった。高校時代の友人四五人とともに名張の赤目の滝にでかけた折の句である。素朴な表現に、不器用な私にも青春があったのだと眩しくなつかしい。
(『當麻』昭和四十年)



次回配本:片山由美子

著者プロフィール

昭和9年生。豊中市在住・職場俳句にて作句開始・桂信子・大峯あきらに師事・「草苑」創刊同人「青」同人・のち「青」退会・「晨」創刊同人編集担当・句集『當麻』『木の花』(第12 回現代俳句女流賞)『渚にて』『稲の花』『桜』『夏木』(第51 回俳人協会賞)
俳人協会名誉会員。日本文芸家協会会員。
よみうり堺文化センター俳句教室講師。毎日文化センター俳句教室講師。私立梅花学園公開講座俳句教室講師。

「2016年 『自句自解Ⅰベスト100 山本洋子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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