- Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781602776
感想・レビュー・書評
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神々により日本の地域が誕生し、その後、神々の血統から天皇が生まれ、日本という国を治めていく。統治にはやはり宗教が利用され、仏教についても同様である。現代の日本では無宗教が6割を占め、3割が仏教信者であるが、仏教を取り入れたのは物部尾輿と対立する蘇我稲目である。世界的に見てもユダヤ教、キリスト教、イスラム教の宗教が国を形成や統治人利用されてることからも、宗教の教えというものは人を団結する力があることを改めて知る。
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何も知らない者にとっては、日本書紀が何なのかざっくり知ることができたので良かった。
ただし絵が好みではなかった。。。
『日本書紀とは天皇家の物語であり、太古の日本が成立していく様子を知るための貴重な資料なのである』 -
神社などで触れる、日本の文化に対して、大人になってから恥ずかしくてなかなか人に聞けない内容が漫画で非常にわかりやすく紹介されていた。神道の勉強をする前にさっと読んでおくと理解が深まるように思う。
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2020.06
今年はこのシリーズを読み進める。
日本書紀は、古事記と同時期。
国外向けの正史。
ギリシャ神話もそうだけど、神々はよく争い殺し合いをしてる。
この時期にまとめられた書物がそれを残す意味をもう少し考えたい。 -
日本書紀の成立背景から、日本創生~天武天皇の時代までをざっと眺めることができる。古事記との違いについても少しだけ触れてくれている。
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日本書紀の概要をざっくり1時間くらいで知るには良いと思う。そんなに深みはないけれども。
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日本という国は、そして日本の天皇制は、いつどのように成立していったのだろうか?それらを示す伝承や記録などをもとに、日本創世の神話から続く天皇家の系譜と物語を日本の正史として記されたのが『日本書紀』である。飛鳥・奈良時代にまとめられ、実に1000年を越える昔からわが国の起源を伝えてきた歴史書を漫画化。
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レビュー省略
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古事記とだいぶ重なることがあるが、こちらは国の成り立ちと天皇家の話が中心。記録がほとんどない時代もあり、後世が都合よく書いている部分がないとは言えないが、これが天皇の権威を裏付けていることはたしか。