kaizenさんの感想
2012年3月2日
仏教でも、はじめは像を作らない宗教だったとの紹介がある。 しかし、本書では、最初の章が仏像の紹介になっている。 大乗仏教と上座部という2つの流れの説明があり、 小乗という表現は、大乗仏教だという宗派の相手に対する呼称なので、適切ではないという説明がある。 次の章では、大乗と小乗という単語での説明があり、やや一貫性に欠ける面がある。 それでも、仏教について詳しくない人には、大量の情報が提供されているので調べものの最初に使うことはできるだろう。 より詳しくは、それぞれの経典や、宗派の情報など、情報源をきちんとあたることが大事だろう。