コーチKのバスケットボール勝利哲学

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781605326

作品紹介・あらすじ

マイケル・ジョーダンやレブロン・ジェームズなどの超一流プレイヤーから絶大な信頼を集める著者が、自身の体験をもとに初めて語る、成功と勝利への40のキーワード。

感想・レビュー・書評

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  • 「君は人生最悪の日だって生き抜くのだ。挫折はあなたの終着駅ではありえない。」

  • "○柔軟性
    計画は、「そのとき」の状況に最適なものでなければならない

    ○逆境
    前進は、逆境から生じる結果。自分の限界を学んで、その限界を打ち破る方法を自分のものにすることによって、わたしたちは初めて前進できる。
    逆境に直面したときは、どんなときでもまずその問題「そのもの」を見て、その次に問題の「向こう側にあるもの」を見る。

    ○共感
    他人の靴を履いて歩く能力、すなわち他人の立場に立って考える力にほかならない

    ○卓越性
    Always try your best
    「あなた」だけが、自分の全てを捧げたかどうか知ることができる。

    ○平常心
    自分の言葉、表情、身振り手振りなどで、自分の弱さを対戦相手に見せてはならない

    ○プレッシャー
    結果を恐れてはならない。
    プレーに集中する。
    "

  • 難しい事は何も無いが、勝利の哲学を学べます。バスケだけに限らず生きてくうえで。

  • ロンドンオリンピックでアメリカ代表の監督を務め、2連覇を達成。大学コーチを務めているコーチが全米の、しかも人気スポーツ、バスケの代表コーチを務めている事が驚きだった事から読んでみた。長年、激戦区の大学で指揮をし、常に好成績をあげているコーチであり、この著書では1フレーズを基に、自身の体験談とその時見せた選手や家族、周りがどうなったかを示している。自身の行動だけでなく、周りの行動も見れるので、上に立つ者だけでなく、選手や部下、生徒等も読んでいて学べる事があると思う。文化の章で書かれていた、戦術を学ぶ時間時が多くなり、人間と言う物を学ぶ時間が減っていると言う言葉には、昨今サッカーファンの間で戦術ばかりを学んで、選手やそれを指揮する監督に対しての気持ちを考えない人に読んで欲しい部分だなと感じた

  • 言わずと知れたカレッジバスケットの名HCであり、ロンドンオリンピックの、USA代表HCでもあるコーチKの本。

    最近のカレッジバスケは4年間の学生生活を全うせずにアーリーエントリーでNBAするケースが多いため、毎年と言っていいほど選手が入れ替わってしまう。それなのに毎年強豪チームを作りあげるのは、この本に示されている言葉と考え方を実践しているからなのだろう。

  • タイトルはバスケットボ-ルだが、これをサッカー、野球、ラグビーと読み替えても通じる普遍的な内容を持つ。スポーツを愛するすべての人に薦める。

  • この本は「勝利哲学」という題名ではあるが、成功のための特別変わった考え方が書かれているわけではない。
    「コミュニケーション」「信頼」など40のキーワードについて自らの経験を例にあげて説明しているが、冒頭で「わたしは“言葉の力”を強く信じています」と書いていることからもわかるように、(その)キーワードをチームに伝え、理解してもらい、共有することの大切さ(難しさでもある)を強く感じた。

  • すべてが完璧にできたなら、何も問題などないのだろうが、そうではなく滑稽で不完全であるからこそ人間なんだと思う。この本では、重要なキーワードとして40の言葉を挙げているが、それは何も強制するためのものではなく、その言葉を通して読者が一体どんな定義を、またどうとらえるかを問題にするものとなっている。言葉を聞けばその人の一面が垣間見れるし、言葉ひとつとっても、自分と密接にかかわってくるものだから厳かにすることはできない。名言や格言といわれる言葉を時に使うことは大事だが、それ以上に自分の言葉として醸造し、伝えていかなければならないのだといえる。

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