- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781606361
作品紹介・あらすじ
人々は平和を願っているのにも関わらず、歴史とともに絶えず繰り返されてきた戦争。 プロイセンの軍人・クラウゼヴィッツは 「理論上の戦争」と「現実の戦争」が存在することをつきとめ、 それらを分析することで「戦争の本質」を追求しはじめる。 軍事学にとどまらず、政治学にまで影響を与え、現代に読み継がれる世界的名著を漫画化。
感想・レビュー・書評
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ナポレオンの「絶対的戦争」
従来の「現実の戦争」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦争論ってタイトルからどんな本だろうと思っていたが、普遍的な戦争の本質を分析する内容だということが分かった。本著が当時から現代のテロの時代まで、どのように批判・再評価されていったかが解説されており、最後の結論は平和を希求するだけで思考停止に陥りがちな私たちへの視座に富む。マンガになっていて分かりやすいだけに、多くの人に触れてほしい。
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『#漫画で読破 戦争論』
ほぼ日書評 Day584
クラウゼヴィッツの名著『戦争論』のエッセンスを漫画で解説する。
今、並行して抄訳版の本編も読んでいるが、この漫画を先に読んでおくと頭に入りやすいので、おススメ(なので、漫画ではあるが、一冊にカウントしておく)。
Kindle Unlimitedあり。
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戦争に勝つための話ではなく、戦争とは何かという本質論。本質論だから今も通じる話。
「戦争は相手に自分の意思を強要するための暴力行為である」
――とすると日常的に戦争を目にすることが多いことに気づく。コレは令和の戦争だったのだ、自分は巻き込まれているorいつもやってしまうこの自分の行為の本質は自分が戦争を仕掛けているという意味だった、わかってハッとする。
戦争反対!と感情論に逃げ込まず、思考することの大事さ、そのために戦争の本質を知ることの大事さで締めくくられていた。
これが未完成の作品なのか…。 -
入りとしては可。
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NDC(9版) 726.1 : 漫画.挿絵.童画
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このシリーズは初めて読んだ。著者の生い立ち、『戦争論』の成り立ちとその後の影響まで書かれていて、思っていた以上に勉強になった。
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Kindleセールで100円で購入。
戦争は目的のための手段であくまで政治が上
国民の指示が必須。
戦争目的の重要性
などなど、戦争以外にプロジェクトをすすめるヒントも色々ありました。 -
戦争は相手に自分の意志を強要する暴力行為である。