女一匹シベリア鉄道の旅 (コミックエッセイの森)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 178
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781612850

作品紹介・あらすじ

ロシアの人って、あったかい。どこまでもつづく絶景を眺めながら乗客たちとウォッカで乾杯!9000キロの果てなき大地を駆け抜ける列車の旅。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は東京で働いていましたが、夢を叶えるために会社を辞めユーラシア大陸1周半の旅に出たのだそうです。

    その中のシベリア鉄道の部分が本書で紹介されています。
    ツアーではなく個人旅行であるところがすごいです。

    ロシア語(キリル文字)も急遽勉強して、乗り合わせた人たちと交流するところはコミュニケーション能力が高い人だと感じました。
    中国入国の際の検問の話が特に印象的でした。

  • 織田さんもこの本で書いていたけど、
    理由は違うが私も同じくロシアってなんとなく怖い印象が…
    なんでだろ?
    でも本の中に書かれていたのは無愛想ながらも暖かい心を持ったロシアの人たち。
    またロシアのご飯はおいしいっていうのもイメージなかったです。
    シベリア鉄道の旅はステキですね。

  • シベリア鉄道に乗る前の前置きがそこそこある。
    先に続編を読んだけど、同じシベリア鉄道でも毎回違う出会いがあって新鮮。
    絵がきれいだから、実際にロシアの食べ物が食べたいと思っちゃう。

  • 1981年にNHK特集で放送していた「シベリア鉄道」を思い出しました(^^) 当時はまだ冷戦下のソ連だったんですねー 大野雄二のテーマ曲も懐かしい想い出です

  • 北欧を旅してからロシアに入り、モスクワから北京まで8日間乗車したシベリア鉄道の様子が描かれている。
    絵柄のようにほんわかした旅行記。
    乗車記録だから観光の様子はほとんどないが、同じ車両で知り合った人とのやり取りや、停車中の駅や街の様子が楽しかった。
    この旅で乗り合わせた人たちにも楽しい思い出として心に残るのではないだろうか。
    この後中国の西安からトルコまで旅した様子が「女一匹シルクロードの旅」らしい。
    更にヨーロッパから中東、アジアと巡るとのことなので、ユーラシア大陸をぐるぐる回る面白い旅のようだ。

  •  かわいい。ほっこり。
     私の失われつつあったロシア語リベンジ魂に火が灯った。ちょっとだけ。
     実際ロシアを旅行したことのある身としては「ちょっときれいすぎるんじゃないの?」と思わんでもなかったが、、、
     とりあえず、ロシア成分は補充できたので、良しとするw

  • ほっと心温まるイラストと内容だったけど,その分ちょっと物足りない.
    もっとシベリア鉄道やロシアのリアルな情報を知りたかった.
    でも,数少ないロシア系読み物なので,その雰囲気を知ることができたのは有益だった.

  • 織田博子さんは、グルメや人との交流がお好きなかたです。

    読む順が逆になってしまったけど、この後に訪れるシルクロード旅の本も読みました。

    シルクロードのほうが面白かったです。

  • シベリアだけの旅行かと思ったら大陸横断だった。
    他の国の話も書いてほしかったな。なんでシベリアメインで書いたんだろう?

  • 和やかな気持ちで読めた。人も風景ものどかで、みんな優しくていいなぁ。
    英語もロシア語も話せないと、旅はきつそう…

  • あっさり。

  • 私にとって未知の世界!シベリア鉄道の旅がさらりと書かれていたけど、もう少し詳しいところ(ベッドの寝心地とか音とか距離感とか日々の食べ物とか)を書いてあるともっと楽しめたな。

  • 淡い色彩の可愛い絵だし旅行記なのもあって気になっていました。
    漫画だしスッと入り込めて読みやすかったです♪

    シベリア鉄道という名前は知っているけれどどういうところなのか知らなかったから面白かったです。
    私の中で旅行と言えば飛行機か新幹線だったからこの本を読んで乗りたくなりました。
    ゆっくり移動しながら旅行する、というのもいいかもしれないなーロシア人怖いけどww

    ただ、ロシア~中国間以外にも行ったみたいでそれも漫画にいて欲しい(もうしていたらごめんなさい)です。
    たぶん色んな人と出会ったと思うし。

  • 名前は聞いたことあるけど、実際どんな運行をしているのかは知らないシベリア鉄道。
    そんなシベリア鉄道に実際に乗車した体験談が描かれています。

    ロシア、怖いけど行ってみたいなー。

  • 旅をしながら感じる小さいけれど自分にとっては大きい、そして暖かい気持ちが伝わってくる本だった。
    シベリア鉄道で一人旅。すごく憧れる。実際に行ってみると、かなり不安が大きい旅になると思う。ロシア語やキリム文字はちんぷんかんぷんだし。でも、筆者はその時々でちゃんと切り抜け、自分の気持ちや要求などはきちんと伝えて、そしてそうやって旅で出会った人と交流していく。
    私も一度アメリカに一人で行ったことがあるが、その時の気持ちを鮮やかに思い出させてくれた。
    一人旅だからこそ出会う人との交流、自分の心の動き、感じるもの。それらが繊細に描かれていたと思う。
    ただ、筆者自分ももうちょっとかわいく、表情豊かにイラストにしてもいいかなと思った。好みの問題かもしれないが。

  • もったいない気がしてしまう。シベリア鉄道でユーラシア大陸を横断するという魅力的なネタに、淡い色合いがきれいな絵。もっと面白く描けるんじゃないかなあ。それがいいところなのかもしれないけれど、こぎれいにまとまってて、印象が薄い。一週間シャワーもなしとか、異国のおっさん二人と一晩同じコンパートメントだったとか、そこらあたりもっと実感を知りたくなる。

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著者プロフィール

織田博子/食を旅するイラストレーター。

「2023年 『世界家庭料理の旅 おかわり(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

織田博子の作品

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