K-POPバックステージパス

著者 : 古家正亨

• イースト・プレス (2022年12月7日発売)

感想・レビュー・書評

[nosさんの感想 · 2024年1月3日]

まだ日本では流行って無かった時に飛行機で韓国と日本を行ききしながら日本にはなかった韓国のCDを買って聴くという生活をしてラジオでは当時韓国関連の番組をやってなくてラジオ好きだった古家さんがプロデューサーに頼んで曲をかけてもいいか聞いたらダメだと言われたけどどうしてもかけたかったからお試しでかけてもいいですかと聞いたらオッケーもらったのでかけたらなんなんだよ気持ち悪いな日本の曲をパクってるとコメントがきてたりしたけど皆んなに韓国の素晴らしさを伝えたくて色んなことをやって古家さんのおかげで今は人気になり日本でも活動するアイドルがふえてラジオやTVでも韓国のことをやる所が増えてありがたいですありがとう

[ゆうだんすさんの感想 · 2023年4月13日]

古家さんとkpopの歩みを歴史とともに描くエッセイ。
今はストリーミングで気軽に聴けるkpopだけど、ひと昔前のkpop事情をしり驚く。
古家さんは開拓者で、熱い思いを持っていたからやり遂げてこれたのだなぁと思いました。感謝です。

[imaht2さんの感想 · 2023年3月29日]

ご本人の思惑通り、古家さんのこれまでの仕事を、その始まりから振り返ることで、日本における韓流の歴史を知ることができて、今さらハマった初心者として、とても面白かった。仕事への取り組み方も、なるほど！とかそういうことだったんだ！と思わされることがたくさん。

韓流を楽しむときに、表層だけでいいの？何も知らない、知ろうとしない、それでいいの？という古家さんの思いに頷く。
文化と政治、文化と歴史は、分かち難い。丸ごと知ろうとする方が、より深く味わえるはず。そこに苦味があるとしても。

防弾会食でRMが語った言葉にのぞく彼らのしんどさは、結果を最優先する韓国社会の反映なのか…と知ると、ちょっと胸が痛むし、ルッキズムの問題も心配（体重管理とか）だから、良い方へ少しずつ変わっていきますように。

[ビブリアdynamiteさんの感想 · 2022年12月26日]

古家さんのいつもの優しい声でラジオを聞いてる感覚で一気読み。
KPOP、JPOPのジャンル分けはナンセンスな時代も近いですね。
またどこかのライブ会場でお会い出来る日が楽しみ。

著者プロフィール

古家正亨（ふるや　まさゆき）
北海道出身。北海道医療大学看護福祉学部医療福祉学科臨床心理専攻卒。上智大学大学院文学研究科新聞学専攻博士前期課程修了。98年韓国留学。帰国後K-POPの魅力を伝える活動を、マスメディアを中心に展開。2009年には日本におけるK-POPの普及に貢献したとして、韓国政府より文化体育観光部長官褒章を受章。日本で開催される韓流・K-POPイベントのMCとしても知られるほか、数多くのラジオ、テレビ番組を担当。著書に『ALL ABOUT K-POP』（ソフトバンククリエイティブ）、『Disc Collection K-POP』（シンコーミュージック）、『韓国ミュージック・ビデオ読本』（キネマ旬報社）など。
Twitter：@furuyamasayuki0

「2022年 『K-POPバックステージパス』 で使われていた紹介文から引用しています。」