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- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781650098
感想・レビュー・書評
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「女工に負けて口惜しいか」
東京オリンピックにて、いち企業チームである日紡貝塚バレーチームが東洋の魔女と呼ばれ金メダル獲得してしまった。よくよく考えれば、おかしな現象を軸に工場レクリエーションとしてのバレーボールを掘り下げた面白い本でした。
工場が福利厚生活動としてレクリエーションに、ものすごく力を注いでいる姿は21世紀に就職した自分としては、ちょっと想像できない感じであります。労働者にひたすら冷たい昔の製造業のイメージと合わない。。。
ただ、選手の生理痛を認めず、盲腸だって勝手に切っちゃう監督(昼の顔は庶務課長)のエピソードは、イルな感じというか、労使関係において使用者の圧倒的強さを窺い知れます。詳細をみるコメント0件をすべて表示