野党という病い (イースト新書)

著者 :
  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781650685

作品紹介・あらすじ

安倍さんは嫌い。でも、支持したい党がない…。
元日本共産党幹部が、その原因を解き明かす。

「革新」が「保守」に永久に勝てない理由
◎なぜ、戦後の革新政党は一枚岩になれなかったのか
◎民主党が与党になっても内ゲバを続けた背景
◎小沢一郎が首相になれなかった三つの理由
◎橋下徹の人気が意味するもの
◎戦後は「改憲」を党是としていた共産党
◎野党に必要なアベノミクスへの対案

■なぜ、日本の「二大政党制」は劣化したのか?
憲法改正、安保法制など、まるで「一党独裁体制」のように強力に政策を推し進めている安倍政権。批判の声も少なくないが、ストップをかけるべき野党は離合集散を繰り返し、「野党共闘」も「反安倍」の声を代弁する勢力を形成するにいたっていない。現在の政党は、政策を同じくする者が集結し、その実現のために活動するという本来の目的を見失っているのではないか。元日本共産党幹部が、みずからの経験をもとに語る「野党崩壊」の背景。

【目次】
第一章 間違いだらけの日本の政党政治
第二章 なぜ自民党は最強なのか
第三章 なぜ民進党に頼りなさを感じるのか
第四章 なぜ「小沢神話」は崩壊したのか
第五章 なぜ共産党がカギを握っているのか
第六章 共産党ブームの落とし穴
第七章 野党につけるクスリ

感想・レビュー・書評

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  • 少し前までの政局について、元共産党員の筆者が語っています。
    野党の何がよくないのか、野党が支持を得られないのはなぜか、そして自民党はどうなのか。
    古くから、野党の側から政局を見ていた人の話なので、とても面白かった。

    ただ、章の中で話が一貫性がなくて、わかりにくかったかな……。

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著者プロフィール

1948年兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に入行。18歳で日本共産党に入党。25歳で銀行を退職し、専従活動家となる。国会議員秘書を経て、1995年に参議院議員に当選。共産党No.4の政策委員長、書記局長代行を務めるとともに、党屈指の論客として活躍。2003年に議員辞職。2005年に離党後、多数の著書出版やテレビ出演などで活躍。主な著書に『日本共産党』(新潮新書)、『日本共産党と中韓』(ワニブックスPLUS新書)、共著に『自民党はなぜ潰れないのか』(幻冬舎新書)、『日本共産党 vs. 部落解放同盟』(モナド新書)などがある。

「2019年 『大手メディアがなぜか触れない 日本共産党と野党の大問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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