もし京都が東京だったらマップ (イースト新書Q)

著者 :
  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781680224

作品紹介・あらすじ

「赤羽」が好きな人は、「四条大宮」に行こう!

不動産業で活躍する著者が発見した「京都旅&京都暮らし」の新法則!

“街歩きの達人"三浦展氏との対談を掲載!

2015年末、京都で不動産業を営む著者が「もし京都が東京だったらマップ」を制作し、個人ブログにアップした。最初は友人のあいだで楽しんでもらえればとの思いで制作したマップであったが、みるみるうちにシェアされ、ブログは20万ページビューを記録。「Yahoo!ニュース」に取り上げられ、「NEWS ZERO」(日本テレビ系)で放映されるなど、話題を呼ぶこととなった。本書では、著者がどういう目線で東京と京都の街を比較したのか、そして調査で体得した街歩きの極意を解説する。

【目次】
巻頭口絵 もし京都が東京だったらマップ
第1章 「もし京都が東京だったらマップ」をつくった理由
第2章 京都×東京を徹底比較! 街歩きが10倍楽しくなるマップの読み方
第3章 京都は「暮らす」目線で見るとおもしろい
第4章 [巻末特別対談]三浦展×岸本千佳 「街歩きの達人」と語る京都の魅力

感想・レビュー・書評

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  • 不動産業者の著者が京都へ移住したいお客さんに
    街の良さを説明するとき
    「○○は東京でいうと△△みたい」
    のように例えたらわかりやすかった。
    それを一冊にまとめたもの。

    京都も東京も
    ぜんぶ知ってるわけじゃないけど
    「上野」は「岡崎」あたりだそうで、なるほど!
    公園があって動物園も美術館もある。
    あと「中央線」と「叡電」そばは
    ゆる〜い生活がおくれそうとか
    「谷中」と「西陣」の下町レトロとか。

    他にも「井の頭公園」と「鴨川デルタ」
    「霞が関」と「丸太町」など
    何となく言われてみれば…感があって
    楽しい読み物でした。

  • お借りした本。
    赤羽と清澄白河と吉原の間に住んでいるみたい、両方に住んだ人にはおもしろい。
    叡電沿線に、もっと行かなくては!

  • 本屋さんでぱらぱらと見て、めっちゃ面白そう!と思った。
    街の魅力を再発見できた。

  • 2016年9月に初版を買っていたもの。積ん読の山から京都旅行に持ってきた。東京に4年住んで、その間に何度も京都に来た今だからこそ楽しめたかも。

  • 自分の住んでいる場所が、「しもにし」と呼ばれお台場になぞらえらえているのが不思議。お台場よりは築地かな。やはり、「お台場」には海がないと。

  • 東京の人って京都を過剰評価してない?
    京都の人って地元出なくて東京に偏見あるよね?
    と、京都生まれながら東京で不動産の仕事をし、また京都に戻ってきた著者が、両者を客観的にとらえて解説した本。
    これを書いた目的と、そのアプローチ、著者の町や不動産に対する思いが全部一貫してていい本だと思った!
    鴨川と池袋はどこにも例えられない。それも面白い!

  •  本書では、不動産業で活躍する著者が京都と東京の街の比較を中心に、制作にいたる背景から、小さく暮らすことの魅力や街の新しい見方などを紹介しています。
     京都と東京という対比が面白く、説明がわかりやすくイメージのしやすい文章構成になっているため、両方の都市をあまり知らない人が読んでも楽しめます。それぞれの町の持つ特性がうまく描かれているので、観光地としての魅力だけでなく、生活していく上で参考になる京都の魅力を再認識させてくれる一冊です。

    京都外国語大学付属図書館所蔵情報
    資料ID:614079 請求記号:291.62||Kis

  • 京都出身で東京と京都の不動産業に関わる著者が書いた本。

    京都は一度は住んでみたいところなので、興味深く読めました。
    どちらの街にもあまり精通していないので、読んでそうなのか、という街が多々ですが、こんな雰囲気という特徴も書かれていたので、ぜひ気になった街は歩きに行きたいです。
    チャンスがあれば住んでみたいです。

    知らない場所に行くと、ここはどこっぽいな、と自分が知ってる場所に当てはめることもあるので、この比較はとても面白かったです。

  • 巻末についている対談は今一つな感じでしたが、着眼点はかなり面白い本だと思いました☆長岡京市に引っ越してきて10年近くが経ちましたが、分かっているようでいて余りよく分かっていなかった京都の事がよく分かりましたし、全く興味が無かった東京についてもちょっとだけ興味がわいてきました♪それぞれの街が持つ特性がうまく描かれているので、京都の街歩きをする際のコンセプト固めにも良いかも。あと、なにげに著者の伝記みたいな事が書かれていた第3章も等身大な感じで楽しく読めました♪

  • [感想(良かった)]
    ◯生まれ育った京都にも知らない土地があるのを
    再認識した。
    ◯「フリーランスに優しい街」
    という発言を貰った。
    ◯京都に帰った折のガイドブックとして、
    歩き回ってみよう。

    [感想(良くなかった)]
    ×ジャンル分けされてない土地もあるのは、
    不動産的価値が無いから?
    (例)・同志社大あたり
       ・烏丸五条あたり
       ・京福電車沿線
    ×どうしても、マーケティング的発想どまり。
     街の歴史まで突っ込めていない。

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著者プロフィール

株式会社アッドスパイス代表取締役。
不動産プランナー。1985年京都生まれ。滋賀県立大学環境建築デザイン学科卒業後、東京の不動産ベンチャーを経て、2014年に京都でアッドスパイスを設立。不動産の企画・仲介・管理を一括で受け、建物と街のプロデュースを業とする。暮らしや街に関する執筆も多数。著書に『もし京都が東京だったらマップ』(イースト新書Q)。

「2019年 『不動産プランナー流建築リノベーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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