- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781686295
作品紹介・あらすじ
金が何でできているか知ってるか?
19世紀前後に起こった産業革命以後、工業化により商品の大量供給が可能になったが、
貧富の差はますます広がり、人々の生活は豊かになるどころか苦しくなるばかり。
労働者を酷使する生産過程の中で新たな価値を生み出す「搾取」のシステムが明らかになる…。
資本主義社会に生涯をかけて立ち向かった革命家・マルクスの代表作を漫画化。
※『まんがで読破 資本論』(ISBN:9784781600215)の新版です。
感想・レビュー・書評
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サルでもわかる、マンガ版。原作頑張ってみようかな。
共産党宣言は読んだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
資本論をストーリー仕立てで学ぶ。
このシリーズは勉強になるし、Kindle Unlimitedなら全て?追加料金なしに読める。
原著は難し過ぎるらしいので、今の僕が読むのは多分自殺行為だろう。
これの続編の『続・資本論(まんがで読破)』を読んでから、『100分de名著 資本論』でエッセンスを学び、最後は佐々木隆治著『マルクス 資本論』でも読もうかな。でも、佐々木本は資本論第1巻だけらしいから、先に池上彰さんの本から入ろうかな❓️ -
ストーリー仕立てになっていることでよりわかりやすいと同時に怖かった。労働者たちは「俺たちは奴隷じゃない」と叫ぶけれど、奴隷であることを望む人が少しでもいる限り、奴隷から解放されることはない、と考えると何とも。中間の暮らしが1番、と遺した母。その通りとは思うが、“中間”の定義は個人によって変わるので難しいよな。
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#資本論
#マルクス
#まんがで読破
原作がどんなものかはわからないけど資本主義ってそういうことなんだなということがわかります。はっきり言って恐ろしい。何事にも光と影ってあるんですね。豊かさって何でしょう。考えて生きたい。教科書だけではわからないですね。このシリーズ勉強になります。 -
わかったようなわからんような。
この内容やと理解が追いつかず。 -
2022/10/23
ものの価値には使用価値と交換価値がある。原初では物々交換が行われたが、交換価値を一定にするため、一般的等価物が現れ貨幣となっていった。
産業革命初期の生産過程では、機械と原料という生産手段は不変資本でありそこから剰余価値は生まれないとした。剰余価値は労働からしか生まれず、その剰余価値が資本家に搾取されているのだとした。
分業が進むともともとは使用価値を創出するための具体的有用労働だったものが、インプットベースの無味乾燥な抽象的人間労働となる★これはそのとおりだが、分業性の問題であり共産主義でも分業をすれば同じ問題が生じる
商業資本や利子生み資本についての考察が浅い。なぜ資本家に万人がなれないのかという問いがない
★機械の高度化など労働から生まれない剰余価値を特別剰余価値としてその存在は認めたが、むしろこちらのほうが大きい剰余価値の源泉である。資本と原料は誰もが同じ価値しか生めない想定で、業務プロセスによる剰余価値の創出も部分的にしか認めず経営学の観点を無視した極論 -
(202208)
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めっちゃ中途半端なところで終わった。なにもわからなかった
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難しい内容だが、漫画でわかりやすかった。社畜と言う言葉が奴隷と置き換わっただけでいまの社会となにもかわらない。産業革命以降の機械化が人の仕事を奪いい価値を下げるというのは、現代のAIに仕事を取られると怯えることとまた似ていて、人類は同じことを繰り返すものだとわかる。