君と初めて恋をする (ソーニャ文庫) (ソーニャ文庫 み 1-2)

著者 : 水月青

• イースト・プレス (2013年8月3日発売)

作品紹介・あらすじ

容姿端麗、文武両道、"完璧人間"と評判の伯爵令息クラウス。だが彼には一つだけ、ひた隠しにしている秘密があった。それは、彼がいまだ童貞であること。そんなある日。泥酔した翌朝目覚めると、男爵令嬢のアイルがなぜか裸で横たわっていた!「これは事後か?事後なのか?」動揺する彼にアイルは微笑む。「下手でした」と。さらに自分が練習相手になると言い出して…。恋を知らない純情貴族とワケアリ小悪魔令嬢のすれ違いラブコメディ!

感想・レビュー・書評

[ちゃーちゃんさんの感想 · 2015年9月14日]

マイルの生い立ちを思うと仕方ないのだけれど
そこだけが重くてつらいのだけど（ソーニャさんだし）
それでも、なかなか最後までイタさないってパターン
好きですね！
このパターン続いてるなー。
でも好きなパターンだなー。
すぐイタしちゃうよりも断然いいよ。

[momotterbotさんの感想 · 2014年9月14日]

頑張るDTヒーローかわいいし、
見栄っ張りを見抜いてるヒロインも小悪魔だけどいい子。
でもこれソーニャで出す意味あったかな？とほのぼのっぷりに首を傾げていたら途中からヒーローが病んだ。
自分では完璧超人と思っているようだけど、ヒーローを始めとして、宰相の娘にもヒロイン兄にも負けてて微笑ましい。

[七奈さんの感想 · 2014年4月15日]

ほのぼのラブコメ→ヤンデレときてどう終わるんだろうと思ってたらちょっと切ない展開で不覚にもうるっときた。

[kanaeさんの感想 · 2014年3月19日]

ヤンデレっていうか、初恋ものですよね。

[うらこさんの感想 · 2013年10月18日]

イラストがあんまり好みじゃなかった（クラウスが若はげしそう・・）んで、ちょっと積読になってました。

ヒーローが童貞ってところは、あまりない設定です。
クラウスは勉強熱心で努力家で、実はHの実力もあったみたい・・ってのはいいんですけど、前半のヒーローの面白さがなんともいえません。
自信家で自分の価値を分かっているクラウスの心情が、え？コメディ？って感じでし。こんなかっこつけ、いるなあってちょっと思いました。

ヒロインのアイルは、兄の治療費のためとはいえ、Hが下手って言っちゃうのは失礼だし、初めてなのに、主導権を持ってるのはちょっとイラってしましたけど、逆上したクラウスがいきなり主導権を持って、コトに至ってくれましたんで、スッキリ。このままアイルが主導権を持ったままだったら、ちょっとおもしろくなかったかなぁ。

読んだあと、これはソーニャ文庫のコンセプトにあってないのでは？って思いましたけど、もしかして、クラウスがアイルを軟禁しちゃうところとか、それをアイルがうれしく思っちゃってるところとかが歪んだ愛ってところなのかなぁって思います。

いいんだけど、物足りない感じでした。

[覇王柴さんの感想 · 2013年8月19日]

自称外面完璧ヒーローと情緒欠落気味ヒロインのラブコメ。…といいつつ、中盤からはコメなしですが。クラウスがアイルに淡々と弄ばれたかと思ったら、逆ギレ暴走して、アイルに逃げられて、追っかけてハッピーエンドです。クラウスのキャラが愉快。