- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781695457
作品紹介・あらすじ
事故で記憶を失ったニアは、優しい老夫婦に助けられ、貧しくも穏やかに暮らしていた。だがある日、突然訪れた子爵アレクセイに「君は私の妻セシリアだ」と告げられ、彼の屋敷へと連れて行かれてしまう。戸惑いつつも夫婦として暮らすなか、離れていた時間を埋めるように愛を注ぐアレクセイに、心も身体も満たされていく。しかし、その想いに応えたいセシリアが記憶を取り戻そうとすると、彼は「今のままでいい」と苦しげな表情を浮かべて-?
感想・レビュー・書評
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やりすぎちゃった感はあれど、これはロマ本にもあるよ!な流れ。仕方ない、ソーニャだもん!! 両親を死に追いやった男に復讐をしようとした矢先にその男は死去。ヒーローの復讐の矛先は娘であるヒロイン。彼女の飲み物に少しずつ毒をいれる日々。弱りきったところに彼の本心を伝え、どん底に落とす計画はもちろん崩れるわけで。はぁ、、、あるよあるよ。復讐相手にいつの間にかそれ以上の愛情をもってしまうなんてね。自分を騙しつつ、復讐に燃えるヒーローに萌える(笑)もうね、最後はね、懇願よ。たまらんわ(笑)
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記憶を失ったヒロインを夫が迎えに来るも、何やら不穏な過去があったらしく両者の仲はぎくしゃくして…というお話。
ずっと恨んでいた相手にだんだん惹かれていき、そこから絶望に落とされるアレクの心情が大変おいしゅうございました。 -
自分で彼女を追いつめておいて、やっと自分の気持ちに気づいたときに彼女を失いかけて絶望する、アレクの心情が一番楽しめた。