黒紳士の誘惑 (ソーニャ文庫) (ソーニャ文庫 や 2-2)

著者 :
  • イースト・プレス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781695464

作品紹介・あらすじ

伯爵令嬢リリィローズは、ある日、音信不通の父が多額の借金をしていたことを知る。そこへ隣国の資本家ノーランが現れ、救いの手を差し伸べてきた。その柔らかな物腰に気を許して彼を頼るが、態度が急変。いじわるな命令をされ、淫らな服を着るよう要求されて…。渋々従うリリィローズだが、めげない彼女を愉快そうに眺めるノーランとの距離は次第に縮まっていき…。そして、ひょんなことから彼と情熱的な一夜を過ごすことに!?

感想・レビュー・書評

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  • ソーニャっぽいといえばソーニャっぽいのかもしれないんですけど、ヒーローのはずのノーランの悪徳詐欺師っぷりに、ちょっとひきました。リリィローズが使用人にも慕われるいいお嬢さんだったからかもしれないんですけど、ノーランの欺しようはちょっとひどいなあって。

    欺されて媚薬入りのチョコレートを食べさせられたリリィローズを助けたあと、そのままリリィローズをいただいちゃったノーランでしたけど、欺すはずのリリィローズに惹かれちゃって、自分を止められなかったって感じ?

    最後の最後でソーニャらしく、リリィローズの父親の死に関係していることが出てきましたけど、もっと早く出逢っていたら、リリィローズの父親も死ななかったのかなぁって思いました。

  • テーマは「喧嘩ップル」だそうです。
    嫌っている男に惹かれて行くのは有りがちだけど、そんなに悪くはないと思う。だが、その過程が曖昧だったかな。
    陰謀めいた部分も、もっと詳しく読みたかった。

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