コンパイラ 第2版: 原理・技法・ツール (Information&Computing 38)

  • サイエンス社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (1090ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781912295

作品紹介・あらすじ

コンパイラ解説書として国際的に高い評価を得ている"ドラゴンブック"が、コンパイル技術に関する最新の研究成果と話題を盛り込み全面改訂。コンパイラ設計への徹底した入門的な解説からスタートし、ソフトウェアの設計と開発における諸問題へのコンパイル技術の応用へ至るまで、広範囲に及ぶ話題をカバー。本書の前半は学部レベルでのコンパイラの授業用に、後半はコード最適化に重点を置いて大学院レベルでの授業用に構成。

感想・レビュー・書評

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  • <シラバス掲載参考図書一覧は、図書館HPから確認できます>
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/drupal/ja/node/190

  • 図書館で借りた。
    コンパイラの伝説的バイブル、通称「ドラゴンブック」
    コンパイラを開発する訳では無いが、評判から、一度目を通しておこうと借りてみた。

    1章だけでも、読む価値は凄いあった。コンパイラから見える世界観、広いコンピュータサイエンスにまたがる考え方は、単純なプログラミング論に留まらない。
    さすがに全部を読み通すには難しいが、得るものは多々あった。

  • コンパイラを、自分で書いてみないとなかなか合点がいかないことがある。GCCのような巨大なコンパイラを自分で1から書くのは不可能かもしれない。読むのでも、どこから読んだらいいかわからないことがしばしばある。ソースコードを読むときに、少し変更して挙動を見ると、そこが何をしているところかわかったり、どこに影響があるかがわかることがある。そのため、小さいコンパイラを書くか、大きなコンパイラの一部を修正することによって、コンパイラを理解するとよい。そのどちらの方法をとる場合でも、本書はバイブルのように参考になる。
    I巻では1パスコンパイラ、字句解析、構文解析、型検査について書いている。
    II巻で実行時環境、中間コード生成、コード生成、コード最適化、、プログラム作成演習について書いている。コンパイラの実現例として、PASCAL,C,Fortran、Bliss,Modula-2を例示している。
    ps.
    コンパイラをC言語で書いてみて、バグが取れなかったが、ポインタ操作をいいかげんにしていたことが想定され、ポインタ操作はいいかげんなことをしてはいけないことを体験した。


    「人生で影響を受けた本100冊」の1冊。https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/16af53acbb147a94172e

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